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世界中で新型コロナが猛威を振るうなか、日本ではそれに加えて今夏、大雨による被害が非常に多く見受けられました。お盆期間中は全国的にしかも長期間に亘り、雨が降り続きましたね。
しかし災害は日本のみならず、ヨーロッパでは7月、集中豪雨に見舞われました。またアメリカではカリフォルニア州では干ばつが悪化し、乾燥と強風の影響で大規模な山火事が発生しております。
さて先日、大阪府では「880万人訓練」が行われる予定でした。昨年筆者は当日になってその事をうっかり忘れ、スマホが大音量で鳴り響き非常に驚いたのですが、今年はしっかり覚えており、仕事の仲間の間でも話題に上がっていました。
ところが、大阪府では訓練前日から大雨が長時間に亘って降り続いており、まさに本物の警報が発表されていたためこの880万人訓練が中止となってしまいました。もし、集中豪雨による河川の急な増水などで“本当の”避難指示が有った場合に訓練の通知が誤認を与えるおそれから、中止となったかと思われます。
しかしながら筆者は思うのですが、年に1回というなかなか稀な頻度の訓練の日に、大雨が降るというそのこと自体が今現在の気象環境を如実に表していると感じます。今回の中止で訓練の代替日はありません。
訓練が行われない代わりに、教訓を得る事はできるでしょう。それは訓練のまさにその日に、実際に大雨警報が発表されるくらいに災害が今、現実には頻繁に起こっている、というです。一人一人がそう感じ、そして意識することが肝要ではないかと感じました。
筆者の近所に、昔から住まわれているご年配の夫婦の方がいらっしゃいます。筆者の自宅玄関を出て徒歩50mにも満たない近さです。その邸宅は昔ながらの木造平屋建てで、庭には多くの樹木が育ち、定期的に植木職人の方が剪定されているような非常に趣のある素敵な住まいでした。ところが先月になり、家屋を防塵シートで囲っているのを見つけました。ご主人に話を聞くと、取り壊して近くのマンションに移り住むという事でした。古くからの「庄屋さん」という雰囲気を持った、こういった家屋が筆者の自宅近辺で取り壊される事がよくあります。
一方最近では、日本において空き家の数が増えていることが問題視されています。
総務省では住宅・土地統計調査で空き家数の集計を行っており、2018年度の最新版では日本全国で、全体に対して13.6%も空き家が存在しているとの事でした。これは過去最高の数字です。
空き家率の高い都道府県もランキングがなされており、山梨県や和歌山県、長野県、四国4県などが上位10位に入っておりました。これらの県は、人口の増減率ランキングでも下位の方に位置しております。
空き家の増加は少子高齢化により、人口が減少している事が一因となっていることが推測されます。
さて、今回のテーマは空き家対策です。次回以降ではその原因と空き家により懸念される事案、その対策など述べていきたいと思います。
2024.10.23
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