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コスト削減&顧客満足度UP!駐車券いらずの有料駐車場

 

広がる「チケットレス」

「チケットレス」や「デジタルチケット」という言葉、最近よく目にします。
電車・新幹線・飛行機の乗車券、コンサートや舞台のチケット、博物館・美術館の入場券、プロ野球などスポーツのチケットなど、ありとあらゆるジャンルで導入されているチケットレス。
新幹線をよく利用する筆者も、スマートEXやe5489のチケットレスサービスには、とてもお世話になっています。
 
今あげたのは、利用者がみずから「購入」するチケットでしたが、もっと身近な「購入しない」チケットにもチケットレスが普及しているのをご存知でしょうか。
 
スーパーマーケットやショッピングモールのような、商業施設の駐車場。
入口で駐車券を取り、出口で駐車券を差し込んで料金を支払う……。かつてはそんな駐車場が多かったように思います。
そんな駐車場から、チケットレス駐車場、スマート駐車場に変わりつつあるのです。
 

どうやって作る?「チケレス駐車場」

チケットレス駐車場とは、その名の通り「チケット」つまり駐車券を使わない駐車場のこと。
このチケットレス駐車場で重要な役割を果たしているのが、ナンバープレート認識システムです。
 
ナンバープレート認識システム(車番認証カメラシステム)とは、専用カメラで車のナンバープレートを撮影、車両番号を瞬時に認識し、読み取ったナンバー情報をテキストデータ化して管理するシステムです。
 
駐車場の入口と出口それぞれに専用のカメラを設置し、ナンバープレートの情報を取得。
テキスト化したデータを、駐車管理システムや料金システムなどとAPI連携させることで「チケットレス駐車場」が完成します。
 
▶車番認証カメラシステムの紹介動画
 

 
▶車番認証カメラシステムについて詳しくはこちら
 

 

商業施設での活用イメージ

車番認証カメラを利用者用駐車場の入退場管理に活用する場合、大きく分けて次のような方法があります。
 
①出入口に精算機やゲートを設置しない方法
②精算機やゲートと事前精算機を併用する方法
 
●精算機・ゲートなし、事前精算機のみで駐車料金を支払う場合
 
・入口のカメラで利用者のナンバープレートを認識
・読み取ったデータを駐車管理システムに連携し、入場時間を記録
・ゲートがないため、利用者はそのまま駐車場に入れる
・施設利用終了後、事前精算機で支払い
 料金は、管理システムに記録されている駐車時間から計算
・出口のカメラで利用者のナンバープレートを認識
・利用者はそのまま駐車場から出られる
・駐車管理システムに連携し、出場時間を記録
 駐車料金の支払いの有無を管理システムに記録
 
●ゲート設置、精算機と事前精算機を併用する場合
 
・入口のカメラで利用者のナンバープレートを認識
・読み取ったデータを駐車管理システムに連携し、入場時間を記録
・利用者はゲートが開いてから駐車場に入る
・施設利用終了後、先に駐車料金を精算したい利用者は事前精算機で支払う
・出口のカメラで利用者のナンバープレートを認識
・駐車管理システムに連携し、精算済の場合は自動的にゲートが開く
・未清算の場合は出口精算機で駐車料金を支払い、完了後にゲートが開く
・駐車管理システムに連携し、出場時間を記録
 
▶車番認証カメラシステムについて詳しくはこちら
 

 
カタログダウンロードはこちら
 

 

店舗のメリット

 
・駐車券などの消耗品費用をカットできる
駐車券なしで精算できるので、継続的に駐車券を購入する必要がありません。
消耗品費を抑えられるほか、駐車券詰まりなどのトラブルもなくなります。
 
・ゲートや精算機への車の接触事故をなくせる ※
精算機を設置しないため駐車場の出入口が広くなり、利用者が通行しやすくなります。
利用者の車によるゲート・精算機への接触事故など、駐車場内でのトラブルを防ぐことができます。
 
・駐車場出入口での渋滞がなくなる ※
入退場時に駐車券を取ったり精算したりする必要がなく、一時停止が不要。
出入口での車の渋滞が発生しないので、利用者のストレスや近隣への迷惑を軽減できます。
 
・防犯への活用
駐車料金を支払わない利用者や、万引き犯のような要注意人物の車両ナンバーを把握、登録しておくことで、要注意人物の車が入場した時に、従業員や警備員に通知を送信し、注意喚起ができます。
また、長時間車を停めているような、施設利用者以外の駐車を割り出せます。
 
・マーケティングへの活用
利用者の車両ナンバー情報をテキスト化するので、ナンバープレートの地域名表示も記録に残ります。どの地域からの利用者が多いのかを分析し、マーケティングなどにも活用できます。
 
※ゲートなし、精算機なし、車番認証システムのみの場合
 

利用者のメリット

 
・出入口での一時停止や、精算機の操作が不要 ※
一時停止して精算機の操作をする必要がないため、スムーズに入退場できるように。
現金を取り出したり、雨の日に窓を開ける手間がなし。また、駐車券を紛失するトラブルも起こりません、
 
・運転が得意でない人も入退場しやすい ※
精算機やゲートのような障害物がないため、運転が得意でない方や初心者の方も通行しやすくなります。
来店時の心理的な障害を軽減できます。
 
・さまざまな支払い方法に対応できる
出入口に精算機を設置しない、または精算機と事前精算を併用することで、現金以外の支払い方法を選べるように。
あまり現金を使わない方、キャッシュレス生活が中心という方でも利用しやすくなります。
 
※ゲートなし、精算機なし、車番認証システムのみの場合
 
▶車番認証カメラシステムについて詳しくはこちら
 

 
カタログダウンロードはこちら
 

 

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。
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