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『スマートシティ』 ~スマートシティ【Society5.0】に先がけて~

交通安全

つい昨日に実は居眠り運転に遭遇しました。あんなにハッキリと現認できたのは初めてでした。その日は仕事の関係で関係者を助手席に乗せて中国自動車道を走っておりました。

筆者は前の車と車間距離を保ちつつ運転していたのですが、その間に車が入ってきました。車線変更するにはやや無理があるのではと思ったのですが、しばらくの間その車の後ろを走行していました。後ろから見るとよく分かるのですが、終始フラフラしており、時々ポンピングブレーキのようにブレーキランプが複数回点滅する場面が何回か有りました。しばらく走った後、これはちょっと変だなと思い、こちらが車線変更し、追い越しざまに、助手席にいる方に見てもらった所、居眠り運転でした。筆者も一瞬ですが確認が出来ました。よく居眠りの形容として、「舟を漕ぐ」という表現がありますが、まさに舟を漕ぐようにこっくりこっくりとしておりました。多重事故の恐れもあり、さすがに危険なため、少し速度を落とし並走するような状態で、助手席の方がオーバーアクションでその車に伝えました。伝わったかどうか不明ですが、仮にクラクションを鳴らすと、パニックブレーキを誘発する恐れもありましたのでそれは出来ずに、どうすべきか、かなり困りましたね。

 

Society5.0

さて、日本政府は「Society5.0」という社会を提唱しています。人類史上の社会を時系列順に、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)と位置付けます。現時点での社会「Society 4.0」では、ネット空間にアクセスし情報を得ることは出来ますが、時としてその情報の質が有効では無いことがあり、膨大な情報量のために本当に得たい情報を得るまでに時間や手間を要したりすることがありました。身近な例では、まさに昨日の車を運転中に山道で、筆者のカーナビが古く、複数のルートは表示するが最適なルートが分からずミスリードをし、結果的に山の反対側を遠回りし目的地に行き着きました。

定義としてのSociety5.0は、「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムを構築し、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」となります。

Society5.0では、IоT化(モノのインターネット)されて得た膨大な情報(ビッグデータ)を、AI(人工知能)が素早く処理し取捨選択をすることで、その人が情報化社会に明るくなくとも、誰もが必要な時に、必要な情報が得られる社会の実現を目指します。

さてこの「Society5.0」の実現に向け、先行して推進されているのがスマートシティです。

政府が提唱している事からも前向きの姿勢が窺われ、スマートシティは官民が連携して行われております。

実はスマートシティの実現に向けては、以前から世界各国の都市で動き出しておりますが、こと日本においては、大都市への人口集中や、少子高齢化による労働力不足が顕著であることから、よりスマートシティの実現が必要となってくるでしょう。

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