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『CO2消火設備(防災)』 ~RFIDタグとの連携~

新規感染者数が更新され続け・・・

一年前の四月七日に、新型コロナウィルスによる初めての緊急事態宣言が発出されました。

それから一年余りが経ち、現在新規感染者数が顕著に多いのが大阪府を含めた近畿圏です。特に大阪府では先週から、新規感染者数が更新し続けており、「まん延防止策等重点措置」に加え、現時点で時々刻々と限界に近付いている医療現場のひっ迫に対し「医療緊急事態宣言」が発出となりました。

もし、このまま感染者数が増え続けると、以前の「緊急事態宣言」で取った措置よりも、さらに厳しい内容の要請が行われる見通しです。そしてまた、感染状況の内容も変化し、変異株での流行が顕著であり、従来型よりも特に若年層の割合が高いことが問題となっております。大阪府では学校での部活動の原則禁止が求められております。大阪府民である筆者の家庭では、現状一斉休校は行わず、通常通り保育園や学校は開いておりますが、今後どうなるか分からず、毎日学校からのお知らせや各メディアをつぶさに確認する日々です。

さて先月の三月終わり、筆者の子どもの終業式の日に一年間受け持って頂いた担任の先生とのお別れに、クラスメイトと先生が涙を流したと聞きました。正直筆者としては、子どもは最終学年でもなく卒業ではなかったので、いささか驚きました。しかし話を聞くと、先生は社会人一年目で初めてこのクラスを受け持ち、希望を胸にスタートしたのですが、コロナ禍でクラスメイトのみんなと会いたくとも会えない日々が続き、一年のイベントも中止が相次ぎ、多忙な毎日の中で大変苦しく、悔しい思いをしていたそうです。

終業式の日の夜、子どもからこの話を聞いた時には、新型コロナウィルスの脅威とその罪深さ、それと同時にいかに一人一人の感染防止の意識が必要か、という事を考えさせられました。

 

消火設備の誤作動

新型コロナ禍においても、そのほかの事故は発生します。先月末には筆者の住む街の近くで大規模な工場火災が起こり、筆者も数回の爆発音を聞きましたし、鎮火後三日間は、焦げた匂いが周囲に立ち込めていました。

そして昨日、新宿で本来は防災の設備である、消火設備の誤作動による事故が発生し、複数名の命が失われるという大惨事がありました。この設備では、消火のために二酸化炭素(CO2ガス)が使用されておりました。

聞き馴染みのある化合物ですが、実は非常に危険な気体で、CO2濃度の高い場所では瞬く間に命を落とす危険性があるとされています。この時も通常の数百倍の濃度の二酸化炭素であったとの事です。

昨年の暮れから、このCO2消火設備による閉じ込められてCO2により窒息する、という大きな事故が続いております。12月には名古屋市のホテル、1月には東京港区といずれも地下駐車場で起こっております。

ただ、消火にCO2を使用すること自体はメリットが非常に多いです。まず気体としての安定性があり、それにより長期保存も可能です。水のように消火後に周辺の機器類に汚損、故障、化学変化は起こしません。ガスなので狭い場所での消火も可能です。また気体として絶縁性があるため機器類の電気火災にも適しております。

このように主に密閉された空間などでは極めて高い効果を発揮します。重要なのは、その「取扱い」ですね。

前述の事故は、いずれもCO2消火設備の作動ボタンを誤って押下してしまった事が原因とみられています。

弊社はこの危険性について、「RFID」というデータ読取りタグと、CO2消火設備を“連携させて”解決することをご提案します。RFIDというデータ読取り手法は、昔のバーコードと比べて、遠隔でも、まとめてでも、また目視出来なくても読取りが可能なことから、アパレル業界やコンビニ、小売業、工場、倉庫などをはじめ、現在では実にさまざまな分野で活用されています。

弊社のご提案する消火システムでは、RFIDタグを所持している方が建物内にいるだけで、消火設備とRFIDの連携が取り行われ、消火設備自体が作動しないため、CO2を充満させるためのシャッターが閉じることもなく、またCO2自体も噴射されません。

今回お客様からのご相談から実現しましたが、頻繁に起こる消火設備の事故には、是非おすすめのご提案です。

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