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『梅雨時の防犯対策』について ~センサーライトで防犯&安全~

 

マスクの影響

長引く新型コロナ影響で、マスク着用での生活が当たり前になっていますが、先月、日本政府は屋外では会話が少なければ、必ずしもマスク着用は求めない、という見解を示しました。

その発表があってからも日本人の実直で真面目な民族性なのか、筆者のみたところ、街の中では大人の方々はほぼ全ての人がマスクを着用しております。新しい年度を迎えてから、職場の同僚のマスク無しの顔を最近になって初めて見た、という話しも聞きました。またある知人は営業マンゆえ、顔を覚えてもらうのが重要だが、マスク生活でなかなか覚えてもらえず苦労していました。そこで考えた末、デザインの個性的なマスク飾り(チャーム)をオリジナルで作成し、自分専用としてマスクに付け、営業を行っているそうです。そうすれば、逆にマスクが不要となっても「マスクに〇〇を付けていた・・・」と覚えられるので重宝している、という事でした。なんだか現代版一休さんのような発想で、面白いですね。

ところが一方で、マスクによる別の影響も聞こえてきます。前述の「屋外マスク不要」の報道が有り、筆者の子供たちの学校でも、これから暑くなり、マスクの着用で熱中症の危険はさらに増えるため、体育の授業や屋外での活動ではマスクを取っても良い、となりました。クラスのほとんど全員がマスクを外したのですが、一人の女の子がマスクを外すのを固く拒絶し(先生方は当然強制はしないですが)、周りの子も悪気なく「なぜ取らないのか」と問いかけているうちに、どうしても取れない、と泣き出してしまったのだそうです。ニュースや報道ではマスクが外せない人、というのは耳にしていましたが、筆者の身近で、しかもよく知っている子どもがそんな状況になっていたことに驚き、切ない気持ちになりました。

 

“防犯”意識高い系の家

さて、今回は梅雨時期の防犯対策をテーマに述べていますが、雨の日は泥棒にとって、犯罪を働くのに非常に都合の良い条件が揃ってしまいます。

雨音が物音を消し、また太陽が隠れているせいで日中はあたりが暗くなります。そのうえ、街を行く人々は傘をさしているせいで、周りの異変に気付きにくくなります。また、家の前に車を駐車している方は、雨なので車を使う、という事がよくあると思われます。その車が出庫した駐車スペース跡の時間経過による雨の濡れ具合さえも見ている、と言われています。

さらに悪いことに、前述したようにコロナ禍でのマスク社会になり、人相も分かりづらいという事があります。

今回はセンサーライトのご紹介ですが、このセンサーライトの素晴らしい点は、犯行時に役立つたけでなく、未然に犯行自体を防ぐことができる点です。空き巣犯は必ず下見をする、と言われています。なぜなら家人がいるかどうか、空いているか分からない家に、いきなり飛び込みで侵入し犯行に及ぶことは、空き巣犯にとっては極めてリスクが高いからです。その為に、ともすれば入念と呼べるほどに下見を行なうことがあります。その下見の段階で、まだどこにも触れずに、事にも及んでいない時にセンサーライトが点灯すればどうでしょうか。先手を打たれて牽制され、犯罪者からすれば、ここは防犯意識の高い家だ、と犯行ターゲットから外すという気持ちにもなるでしょう。犯罪行為へと進む心理を未然に削ぐことができます。

またセンサーライトは、空き巣犯や侵入犯だけでなく、暗がりで発生しがちな覗きや盗撮など、侵入される以外での犯罪の対策にもなりえます。

センサーライトの設置が推奨される場所としては、人の目の届きにくい場所が挙げられます。例えば、トイレやふろ場などは、本来人目に付かない場所に配置され、そしてトイレ等は比較的開口部(窓)が小さいですが、この小さい窓にこそ逆に狙われる可能性が有ります。人間一人が入れる面積があれば、それ以上の面積の大きさというのはほぼ関係ありません。小さい窓だから大丈夫、というこちら側の心理から逆手に取られる可能性もありますので、十分気を付けたいところです。

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