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お役立ち情報
チェーンゲートやバーゲート、自動門扉など、街中でよく目にするセキュリティゲートですが、その開閉方法についてさまざまな種類があることをご存じでしょうか。利用者の用途やご希望のセキュリティレベルによって、最適なものを選択することが大切です。
本記事では、リモコン式、ループコイル式、テンキー式、ETC式、ナンバープレート読み取り式、RFID式、タイマー式、カードリーダー式、インターホン式、それぞれの開閉方法の概要と、メリット・デメリットについてご紹介いたします。
目次
まずは、当社でご用意できる開閉方法のラインナップと、それぞれが持つ特色についての比較表をご覧下さい。
コストについては、導入時も運用時も比較的手間がかからないのがリモコンで、最も一般的な開閉方法と言えます。車番認識システムは導入時の工事に加えて、5年ごとの入替が基本となっており、コスト高の傾向です。
操作不要のループコイルや車番認識システムは、利便性が高く、ストレスなくお使い頂けます。操作するのに一旦車を降りる必要があるものは、降雨時などに煩わしさを感じる方も少なくありません。
車番認識システムやETCは、事前登録済の車両以外を弾いてくれるため、セキュリティレベルが高いと言えます。また、車番認識システム、カードリーダー、RFIDタグには一意の情報が設定されているため、どの車が、いつ、入出場したかを記録することが可能です。
表出している設置物がなければ、例えば瀟洒な建物であっても、雰囲気を壊さずにお使い頂けます。
以下、それぞれの開閉方法について詳しくご説明させて頂きます。
専用リモコンのボタンを押すことで、ゲートが開閉します。最も一般的な使用方法であり、操作方法もイメージしやすいかと思います。導入実績が最も多く、コスト面、利便性、セキュリティレベルにおいて高い評価を頂いている、弊社の主力商品です。
リモコン所有者以外の侵入を防ぎ、また屋内や車内からも操作できるため、例えば雨天時でも車を降りる必要がなく、快適にお使い頂けます。
登録抹消機能付きですので、たとえば盗難に遭ったり紛失された場合でも、リモコンが使えないよう抹消し、悪用を防ぐことが可能です。
ただし、リモコンが電池切れを起こした場合は開閉できなくなるなどのデメリットもあります。
地中に埋設したコイルが車の金属質を検出し、その反応でゲートが開閉します。コイルの位置に車を乗せるだけですので、操作は一切不要。ご利用者様にとって最も至便にお使い頂ける方式です。前述のリモコンのように、盗難や紛失の心配もありません。
しかし、車以外の金属物でも反応してしまう可能性があるため、誤動作のリスクがあります。この特性から入場時は他のセキュリティシステムで入った後、車両の退出時に使われる場合が多い方式です。
地上に設置したテンキーを使用して、指定されたパスコードを入力することでゲートを開閉することが可能です。
ただし、パスコードが知られてしまうと、誰でも簡単にゲートを開けることができるため、子供のいたずらや不審者侵入の可能性があります。また、雨天時などにテンキーの操作が煩わしく感じる利用者もいるかもしれません。導入の際は適切なセキュリティ対策が必要であり、煩わしさについても利用者の声に対応する必要があります。
高速道路のETCシステムに似た方式です。車載器がETCシステムと通信し、その認証によりゲートが開閉します。前述のループコイル式と同様、利用者側の操作が必要なく、スムーズに開閉できます。ログ機能もございますので、どの車が、いつ、入出場したか記録を取ることも可能です。
しかし、ETC車載器を搭載していない車両は通行することができないため、利用者全員にあらかじめ確認を取る必要があります。また、システムエラーや通信障害が発生するとゲートが開かない可能性があることも留意すべき点です。
車番認識カメラが車のナンバープレートを読み取り、登録されているナンバーと一致すればゲートが開閉する仕組みです。運用が容易で、車両管理も可能。登録車両以外の不正な侵入を防ぐことができるため、工場や商業地域でよく使用されています。
デメリットとしては、ナンバープレートの読み取りエラーが起きる可能性があり、また、偽造ナンバープレートなどによりセキュリティが侵害されるリスクがあります。
RFIDタグとよばれる小型のタグを搭載している車両を、リーダーが検知することで、ゲートが開閉します。接触せずに認証が可能で、スムーズに通行できます。また、個々のタグは一意の情報を持つため、セキュリティレベルも高いと言えます。
しかし、リーダーを検知する為の電波エリアが目に見えないので、エリア設定は難しい所があります。またRFIDタグそのものの盗難や紛失のリスクもあります。
時刻を設定して、指定した時間だけゲートを開ける方法です。タイマー式は長期間の用途に応用できるため、常時開閉するよりも節約効果が高いとされています。人の操作が不要で、定期的に開閉するような場合に適しています。ゲート内部にタイマーを設置するため、ゲート以外に表出する設置物が無く、建物の雰囲気を損ないません。
設定した曜日や時間でしか制御できない為、時間以外の条件(例えば、特定の車両のみ通行可能など)による制御が難しい面もあります。
IDカードやICカードをリーダーにかざして開閉する方法です。誰がいつ使用したかを特定できるため、セキュリティレベルが高く、不測の事態が起こった場合に、原因を探る手掛かりにもなります。
しかし、RFIDタグ式同様、盗難や紛失のリスクがあり、再度付与するには作り直す必要があるため、管理が煩雑になることがあります。
最後に、インターホン式をご紹介します。インターホンとゲートを接続し、通話による確認を行った上で遠隔操作により開閉する方法です。インターホン対応担当者が記録をつけていれば、ログをあとから確認することも可能です。
導入コストも、比較的小さく抑えられるため、住宅や工場向けにも適しています。ただし、インターホン対応担当者として人員を常駐させる必要があり、ランニングコストは高くなる傾向にあります。また、何回も通話することで、煩わしさを感じる利用者もいらっしゃるかもしれません。
以上、セキュリティゲートの開閉方法についてご紹介いたしました。場所や状況に応じて必要なセキュリティは異なりますが、適切なゲートと開閉方法を組み合わせることで、より安全で使いやすく、セキュリティの向上が期待できます。
セキュリティゲートの導入を検討されていて、どの仕様が最適かお悩みの際は、お気軽にご連絡ください。ご相談やお見積を承っております。本記事が参考になりましたら幸いです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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