Menu

Useful Information

お役立ち情報

『空き土地活用』について ~管理会社の苦悩~

 

 

免許返納問題

「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったもので、秋になると日没の時刻の前後一時間、いわゆる薄暮時の時間帯にあたりが急に暗くなり、非常に視界が不明瞭になります。また元々ヒトの目は、明るい所から暗い所への視界の順応(暗順応)が、その逆にあたる明順応に比べ、はるかにその順応には時間がかかるという性質があります。筆者なんかは毎年秋が来てこの時間帯になると、特に気を付けないと、と気を引き締める事にしております。そんな時期の初めに、全国交通安全運動が行われるのは非常に有意義な事と思われますね。

そんな交通安全に関してですが、現在、まさかウチでも?という、ある事態が浮上しております。

高齢者の方の危険運転が取り沙汰されている昨今、自分の父親に「免許返納問題」が浮上しています。きっかけは父が母と二人で出かけた大型スーパーの駐車場で、建物にほんの少しだけ擦ったという事でした。

父は、筆者が小さな頃から薄々感じてはいましたが、普段の極めて温厚な性格に反して、運転になるとやや気性が荒くなる傾向が有りました。運転技術を男性としての誇りと考える傾向も有ったかもしれません。子供時分には運転にそれほど関心が無いため気になりませんでしたが、自分が免許を取り運転する立場になると、危ないなあと感じる場面が有りました(しかしこちらは若輩者なので何も言えず)。筆者の妻と、危ないよなあ、などと小言を言っていたものです。

父が少し擦った事案があった数日後、折悪しく、いや折良くなのか免許更新、高齢者講習の案内が来ました。

母親は車に関しては門外漢なので、実家で一人、色々と考えていたのでしょう。次第に自信が無くなったように活気がなくなり、夏の暑さもあって食も細くなり、みるみる痩せていきました。

まわりの助けも有り、今では元気を取り戻しています。しかし更新時期の迫る免許更新、親族からはこれまでの様々な状況を鑑みて、「返納」させるように極力柔らかく、かつ極力丁寧に勧めているところです。

 

空き駐車場は、郊外でも

その昔筆者がまだ新婚だった時、新居選びに賃貸マンションを何物件も探したのですが、めぼしい所がことごとくマンション駐車場が満車の状態であり、何候補かパスした物件が有りました。またふた昔ほど前には、今までは平置きの近所のマンション駐車場が、突如機械式の2階建て駐車場に増設されていたこともありました。

しかし、時代は変わりますね。先週の土曜日のこと、近所に住む幼い頃からの友人が、筆者の長男に高級クロスバイクを譲ってくれるといいます。喜び勇んで引き取りに行きました。小学生に与えるには、かなりハイクラスな自転車で、そもそもなぜ譲ってくれたの?と聞くと、車の維持費が安くなったから、との事。

聞くと、車は2台あり、自家用車と会社の車で、自分の移動は普段会社の車でするので、クロスバイクが不要になったとの事。なぜ車2台で維持費が安いのかと聞くと、1台目は入居時に契約したが、追加の2台目の契約を、マンション管理の人にダメ元で値引き交渉をしたところ、ほとんど空いているので、2台目を半額以下で特別に応じてくれたようでした。「2着目半額!」とよくあるアパレル店のポップが思い浮かびました。

しかしそのお宅の居住地域は正直な所、駅への利便性は良くない地域です。周辺ご近所にはご高齢の方も多く、バス等を日常使いしているような地域です。しかも、そのマンションで居住される方々は、ほぼ子育て世帯のご家庭であり、車は必須のようにも思えます。他方、管理会社様の方からすれば、長らくの空き区画をこのまま遊ばせておくより、居住者に少しでもサービスを、そして少しでも実入りを、という事でしょうか。

近年、都市部での駐車場の空きが目立ってきていることは報道等でよく聞きますが、前述の場所は、郊外です。この一件で郊外にも、駐車場の空き問題が及んできていることを肌で感じました。

今回のテーマは「空き土地活用」です。次回以降も、前述の「機械式駐車場」などの空き問題も含めまして述べてまいります。

関連する記事

  • 記事はありません

Contact

シー・ティ・マシンへのご依頼、ご相談、
お見積もり等がありましたら、
お気軽にお問い合わせください。