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世界中でますます進展するICT社会、近年では「ビッグデータ」、「Society 5.0」、「仮想通貨」等々、枚挙にいとまが無いくらいに、実にさまざまな言葉も登場しました。筆者は昔からIT関連に明るくなかったので、大学生の時にようやく最近よく「サーバ」という言葉を聞くなあ、などと暢気に暮らしていたものです。
やがて社会人になると、今度は「クラウド」や「ストレージ」等という言葉を聞き及ぶようになり、そしてそれらは、またたく間に実社会の中で活用できないと業務もままならないような状況にもなりました。
情報通信技術や科学技術に関してはさほど詳しくない筆者でも、近い将来、容易に想像できる現象が一つ有りました。当然と言えば当然なのですが、それはインターネットでとつながるデジタルデータの増加です。
その昔ブロードバンドは速い、凄い、などと言われていたころ、筆者は漠然と、これからどんどん情報通信が加速化、膨大化すれば(それらを我々は享受するわけですが)、それらの情報一つずつあたりの情報の『質』は一体どうなるのだろう?と一人で考えたことを思い出します。
ECサイトや動画配信サービスの急速な発展、あるいはスマホで撮った動画をSNSにアップするなどという行為は、現代を生きる我々日本人の幅広い世代において、もはや日常の行為ともなっておりました。
かくして、インターネットへとつながるデジタルデータの量は、爆発的に増えることとなりました。
デジタルデータの量は「バイト」という単位で表されます。先月、フランスで開催された、国際度量衡総会において、「テラ」バイトや「ギガ」バイトなど、バイトという単位の前に使う世界共通の言葉(=SI接頭語)を、新たに4種類増やす事を正式決定しました。大きな数を表す、10の30乗を「クエタ」、10の27乗を「ロナ」とし、また小さな数を表す10のマイナス30乗に「クエクト」、10のマイナス27乗に「ロント」をそれぞれ加えました。想像しただけで、いや想像だに出来ないようなとてつもない数だという事は分かりますよね。
世界中で通信されるデジタルデータの量は、2025年にはその10年前のおよそ10倍にもなるとも予想されているだけに、先を見越して、SI接頭語を新たに決定したという事でした。
さて、今回で最後のテーマ、年末年始の防犯対策です。筆者が実践した防犯につながる行動についてです。
わが家の近所は旧知の知り合いなどがわりと多く住む町ではあるのですが、何十年も住み続けていると、今の日本同様に高齢化や空き家の増加などが起こり、ここ数年向かいのマンションに新しい住民の方々が増えてきました。ちなみに、予め述べておきますと、決してその住民の方々へ不平や不満を言うわけではありません。
そして、そのマンションは毎週2回ある普通ゴミの日に、網を軽くかけただけ、というやや不十分な処置のために利口なカラスの格好の餌食となり、頻繁に路上にゴミが散乱することに。家の目の前のマンションなだけに、かなり困っていました。近所の方たちも言葉に出さずとも、様子を窺ったりゴミを片付けたりなど無言の怒りのようなものがあったでしょう。それで筆者も色々、考えました。まず喧嘩や争いになるような事はやるまい、ならば逆に、この新しい住民の方々と親しくしてみようと思いました。
もう次の日からはすぐに、通常よりは少し声を張って明るく、且つより頻繁にマンション住民の方たちに声掛け、挨拶をしました。それからかなり日にちは経ちましたが、年の瀬のある日、筆者の末っ子がなんとマンション住民の若い方と親しげにお話ししているのを見かけました。なんだか地域を少し一体となった気がしました。さらに前は自転車やバイクなどが雑多に停められていましたが、今では本当に整然と停めてられています。実は使われていない古びた自転車やバイクは、空き巣が二階へ上がる格好の踏み台となります。整理整頓は、気持ちよく過ごせるだけでなく住民との新たなつながりを作り、そのつながりは防犯へと役立つ事でしょう。
年末年始は忙しく、長期間不在の家も増えますが、近所づきあいは強い味方となることでしょう。
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