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ご近所さんからのおすそ分け、昭和の時代であればお隣さんから味噌貸して、醤油貸してなんてものは例えばテレビドラマなんかでよく描写されていたシーンでありました。最近では世の中が便利になったのか、ご近所付き合いが希薄になったのか、テレビドラマであってもそういうシーンはとんと見かけなくなりましたね。テレビドラマでいえば、刑事の張り込みのシーン、電信柱の影に隠れながら刑事が落としているタバコの吸い殻の本数で、時間の経過を表現していた、などとも言いますから、時代も変われば変わるものです。
我が家でいえば、今年の秋口から冬にかけて、ご近所の方々や仕事仲間からミカンをおすそ分けされる機会が例年に比べて非常に多くて驚いています。この間なんかは、お隣さんが田舎から送ってきた大量のミカンを、食べ切れないので近くに住む実家に分けようと、子どもをお遣いにいかせました。子どもが段ボールに入ったミカンを抱えて帰ってきたときには笑ってしまいました。
さてみなさんは永田農法というのをご存じでしょうか?筆者も特に農家の出身でもないので、その分野には明るくなく、その昔若くして農業を起業した方に教えてもらったのですが、必要最低限の水と肥料を与えることで、原生地により近い状況下に農作物を置き、与えすぎない程度に負荷(ストレス)を与えます。すると農作物は、糖度が増し、本来の美味しさが出るようになるとの事です。少しでも家庭菜園などをされた方にはよく知られた農法のようで、スパルタ農法とも呼ばれています。
そこでミカンの話に戻るのですが、今季のミカンは、夏場に晴天の日が多く続き、ほぼ雨が降らなかったため空気が乾燥しました。これによって水分を与えないストレス期間が生まれ、結果、甘くておいしいミカンが豊作となったそうです。おかげで人間はたくさんのおいしいミカンにありつけるわけですが、つらい時期を耐えた植物のエネルギーに感謝です。
今回のテーマは、弊社の事業である、カーシェア事業について述べていきたいと思います。
長引くコロナ禍による景気の低迷や周辺諸国による紛争などにより、食料品やエネルギー資源の高騰は、日本の家計をひっ迫させております。例えば日本の食卓には欠かせない、物価の優等生ともいわれていた鶏卵でさえ、価格が高騰し昨年11月には統計以来過去最高となった所もあるようです。
そういったなかで、当然のごとく自動車の新車販売価格も上がっています。筆者の感覚でいえばマイカーは都会に住む平均的な若者が自ら稼ぐようになっても簡単に手を出せないような代物になったな、とも思います。
筆者よりさらに前の世代、好景気に沸いたバブル世代は、TVCMも明らかに若者に寄せた内容になっていたのを、子どもながらに覚えています。その時の社会人世代と今の社会人では、やはり感覚も違うでしょう。
しかしながら、時代の趨勢とその世代の適応能力というのは興味深く、現代の若者にはシェアリングという文化が浸透し、普及しております。カーシェアリングが最たる例だと思います。確かに使いたいときに使えれば、それでいいわけですね。そしてこれも面白いことに、カーシェアを複数回利用した人は、今度はその車が欲しくなるとも言われています。またその傾向も、良い車に乗ると、という条件が有るとさらに所有欲が増します。
この事から、若者の車に対する感覚が上の世代と完全に変わってしまったわけではないと思われます。
弊社では「カールモンシェアネット」という事業を行っておりますが、今回、ラグジュアリーカー(いわゆる高級車)が新たにラインナップされました。
次回以降はラグジュアリーカー追加記念のキャンペーンも行っておりますので、そちらについても述べていきたいと思います。
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