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趣味の資格

わが家の子供たちは全員小学生以下で、現時点では本格的に進学塾に通う事は考えておりません（子どもも多く、家計が心配な面も有りますね・・・）。しかし、小さいころから毎日勉強をするという習慣自体を付けておければ、という事で、一日のやるべき事を明確にしております。

ある日家庭学習のため、書店へテキストを買いに行った際、国語関連の書棚にポップが貼ってあり「漢字検定は受験に有利！」との文字が。親としてまだ子どもの受験など考えていなかったですが、この時に初めて、子どもの受験について考えを巡らせました。検定用のテキストを買ってみようという事で、それからは一日のやるべき事、がテキストを毎日進めることになりました。そして話は飛躍するのですが、昔、妻と独身時代に漢字検定を受けようと盛り上がっていた事をふいに思い出し、数年の時を経て、家族みんなで受けよう、となりました。筆者も自分の受ける級の問題集を買い、そしてしばらく経ち、検定の申込日になったので、早速帰宅時に妻に言うと、子どもたちは習い事に忙しいからその受験日は無理、と素っ気なく言われました。

何だか急に梯子を外されたような気持ちになり、既に自分の分は申し込みを終えていたため、一人で受ける事になりました。受けるからには勉強をしないといけないので励んではいるのですが、時々ふと、急に梯子外された感じの寂しさを思い出しますね。

資格というのは、やはり就職や仕事での実益となるものが多いですね。漢字検定にしても、９０％以上が高校生以下の学生だそうで、筆者のようなパターンはごく稀でしょう。しかしながら、純粋に趣味として教養としての資格もあってもいいのではないか、ゆとりのある生活、良いじゃないか、などと自らを鼓舞しながらテキストのページを繰る日々です。

 

展示会にて

先日機会を得まして、一般人も業界の方も参加できる、看板や広告などの展示会に行きました。なかなかそういった所に行く機会が無かったので、物珍しくブースを回っていました。

印象に残ったのが、ここ数年で話題になっている３Ｄプリンタでした。そのブースではその場でデータを読み込み、３Ｄプリントを実演していました。実際に出力中の作業をみて、出来上がっていく様を見るのは非常に面白かったです。

そんな展示会の中でも、会場に入ってど真ん中にブースを構えていたのが、ＬＥＤ関連の企業様でした。

看板や広告の明かりをＬＥＤで行う、というのは今までにも有りましたが、さらにその電源をソーラー蓄電によって賄うという製品でした。ソーラーといえば雨天が弱点でしたが、その製品は例えば雨が数日間降り続くような梅雨の時期でも、蓄電池に充電された電気を使うため、ほぼ切れることなく点灯し続けるという事でした。また、電源が不要なため、電気代もかからず、また電源の引き込み工事もいらず、どこにでも設置できる優れものでした。

筆者の家にもソーラー式の小さなＬＥＤライトというのは有るには有りますが、あくまで家庭用であります。そのブースの製品は事業用として大量に、本格的に導入を目指しているという事でした。

今夏は電力がひっ迫するなどと報道されていますが、これからはかぎり有る「資源」としての電気、という見方がますます強くなっていくと思います。そういう意味でもＬＥＤは無くてはならないものだと思われます。次回は、弊社が取り扱いを始めましたＬＥＤのビジョンについて述べていきたいと思います。