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『画像認識』について ~顔パス・顔認証システム~

 

 

ワクチン予約へチャレンジ

今回は筆者が先日、ワクチン接種の予約に奮闘した模様をお届けいたします。筆者の自治体からはワクチン接種券が7月初めごろに届いてはいたのですが、実際自治体による接種自体は8月以降順次、という事でした。そこで届いた接種券をもって、自衛隊による大規模接種センターでのウェブ予約に挑戦しました。

大規模接種センターの予約案内を見ると、概ね毎週火曜日の正午からウェブ予約が開始されるとの事で、先週と今週の2回にわたって挑戦しました。

会社員にとっては当然のように、火曜日の午前中は仕事中であるため、午前の仕事を急いで切り上げ、正午の15分前から、パソコンとにらめっこです。1回目のトライでは、「アクセスが集中しているため」一度も予約画面に入っていけませんでした・・・。諦めずに、2回目もトライしました。一度目の失敗から改良も施しました。インターネットのブラウザを表示速度が速いとされるブラウザに変更しました。これがどう出たか・・・?しかし予約画面は、やはりアクセス集中のため開きません。そして更新ボタンをクリックし続けながら、正午を10分ほど過ぎた時、突然予約画面が開きました。後から考えたら、既に予約が取れた人がアクセスを止めたのでしょう。筆者は内心もう無理だろうと思っていたため驚いてしまい、しばらく呆気に取られていましたが気持ちを取り戻し、速やかに記載事項を記入し、予約日時をクリックしました。

そしてそのクリックした次の画面で、無情にも「予約は終了しました」との通知が。おそらく予約画面を開いてから2分と経っていなかったと思います。本当にタッチの差でした・・・。

画像認識の本格運用

前回に、画像認識の技術はAIによるディープラーニング(深層学習)と、インターネットの高速かつ大容量の情報処理化により大きく発展した事を述べました。

そしてつい先日の報道では、空の便である国際線の空港での搭乗手続きで「顔パス」ができる顔認証システムの運用が開始されました。

これは「Face Express」というサービスで、運用は成田、羽田の両空港から始められました。これから7月の四連休やお盆など長期休暇では、多くの人が使用することになるでしょう。

サービスの内容は、顔情報を登録することで空港内の保安検査や搭乗口で、搭乗券とパスポートを係員へ提示する必要が無くなります。

皆さんも飛行機に乗るまでの間に、何度も提示した記憶があるのではないでしょか。

これにより、手続きの時間も大幅に短縮されるだけでなく、接触のリスクが減るため、カスタマーサービスの向上とともに新型コロナの感染防止にもなります。

NEC(日本電気)が開発し、今年四月から実証実験を行っており、そして今月から本格運用がスタートされました。まだ現状ではマスクやサングラスなどを着用したままでの顔認証ができませんが、これについても今後改良されていきます。

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