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認証技術

スマートフォンの普及率は、年々増加の一途をたどっています。今年１月の調査では、スマホの比率が９割を超えたそうです。

筆者もスマホを使わない日が無いくらい、毎日お世話になっておりますが、その理由は何と言っても実に様々な機能がすぐに、スマホ一つで完結できるからです。スマホアプリの銀行口座や、ビジネスでのスケジュール管理や文書や資料の作成まで、ありとあらゆることが可能ですね。

しかし、便利さの裏側では本人以外の悪用、という危険が常に生まれます。悪用を防ぐためには、本人であることの確認、認証が不可欠であります。

例えばサイトの閲覧や、パスワード・ＩＤの登録等の際に「私はロボットではありません」というチェックボックスは初めて見た時には、筆者は正直すこし可笑しみを感じてしまいました。

これはグーグルが提供する「リキャプチャ」という技術で、人間なのか、あるいはbot（＝自動化プログラム）なのかを判別するために行っているもので、チェックボックスにチェックを入れる事自体が目的ではなく、チェックボックスにカーソルが移動するまでの動きや、またクリック回数、スクロールの速さを検証しております。認証や認識は、便利になっていく世の中ではますます必要になってきますね。

さて、今回のテーマは「画像認識」です。前述のリキャプチャもセキュリティ上で重要なサービスですが、画像認識の技術も同様に、セキュリティを守るうえでは非常に重要な技術です。

筆者の古いデジタルカメラにも、簡単ではありますが人の顔を認証する機能は有ります。また筆者のスマホの写真アルバムには、よく撮影される人をファイルごとに分けてくれる機能も有りますが、筆者とわが子の顔があまりに似ているせいで、二人が同梱で入っている事もたまにあります。

しかしながら近年の画像認識技術は、AIによるディープラーニング技術により、さらに進化を遂げています。