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未曾有の年が明けて

皆さま新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

筆者は新年を迎えるたびに毎年、一休宗純（一休さん）のある一句を想起します。

きっかけは、小学校時代、テレビアニメで放送していた「一休さん」をいつも楽しく観ていたら、年末ごろになり突然、陰鬱な回になった事が有りました。いつもならば明快なトンチを効かせて、権力者を懲らしめるようなハッピーエンドのストーリーが、突如として暗い回となりました。

～門松は　冥途の旅の　一里塚　めでたくもあり　めでたくもなし～

という句ですが、新たな年を迎えるという事は、人はみな一様に歳をとり、「死」へ近づきます。そして生と死は、常に背中合わせであり、「死」を意識することで、今「生きている」という事をしっかりと意識しなければなりません。

一休宗純はこの句を詠み、正月に京の街をドクロが付いた杖を付き、お経を唱えながら「ご用心なされ」と練り歩いたと言われています。一休宗純は史実上かなり変わった人物であったらしいのですが、この人となりを理解出来れば、前述の行動がただの嫌がらせではないと想像出来ますね。ダークな側面にトンチを効かせてはおりますが、単純ではない奥行きのある振る舞いであると筆者は思います。

さて去年を振り返ると、新型コロナの未曾有の脅威により、世界的に打撃を被った一年でした。この脅威は衰えをしらず未だ継続しており、大晦日には、東京で新規感染者数が過去最多の１，３００人を超えました。

人々がこれほどまでに「安全と安心」を希ったことが今まであったでしょうか。

そして本日、首都圏を対象として１月７日に「緊急事態宣言」が発令される方針となりました。

政府は「国民の安心を最優先する」と述べておりました。

 

ソフトコーン

弊社は、安全・安心を担保し、セキュリティ事業を通して人々の生活環境を守るというモットーが有ります。

出入口を守るロボットゲートのパイオニアとして、だけでなく、近年ではハイセキュリティ商品としてサイバーテロへのシステム対策商品など、ハード面のみならずソフト面にも事業を展開しております。

また、最近は自動運転が現実味を帯びてきた自動車関連では、交通安全の為の保安用品もご提案しております。

ソフトコーンと呼ばれる極めて柔軟性に富んだコーンです。普段は当たり前に有るものとして注意してみる事が有りませんが、目立つ事が無い分かえって常に安全の確保を求められる、重要な社会のアイテムです。

次回以降は、交通安全保安用品、主にソフトコーンについて述べてまいりたいと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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