Menu

Useful Information

お役立ち情報

『デジタルトランスフォーメーション』について ~「DX」の由来とは?~

まさか自分が・・・

筆者は昔から自分が寒がりで、でもその逆に暑さには強い、という事を自負しておりました。おまけに、水分を人よりも多く摂っているので、今は昔に比べて危険とされている熱中症についてたかをくくり、まさか自分の身に降りかかってくるとは思いもしませんでした。

先日に家族旅行でグランピングへ行き、たくさんの洗濯物を携えて車で自宅へ帰った、その日の夜でした。

他の家族が全員寝静まった後、多すぎる洗濯物と洗い物、ゴミ出しなどの家事をすまし、やっと一息ついた、と配信のドラマを見ておりました。いつも家族がリビングからいなくなる深夜には、エコの精神(勝手に思い込んでいるだけ?)で空調の設定を27度から29度、風速を最弱にし、それに加えて扇風機の風を体に当て続けるのですが、その日もそのようにして寝そべりながらドラマを観ていました。さてそろそろ寝ようかと立ち上がろうとした瞬間、いきなり頭の中がグラグラし、立ち上がることができませんでした。しばらくその姿勢のまま静止していましたが、心の中はかなり混乱しています。

そうこうしているうちに、今度は若干、左手の指先が痺れているような違和感を覚えました。いよいよマズい、と時間をかけてゆっくりと立ち上がり、水分を補給し寝室へ向かいました。ベッドに横になり目を閉じている間も、深夜に救急車が自宅に来てひと騒動になるという想像や、果たして無事に次の朝を迎えられるのか、家族を深夜には起こせない、など本当に様々なダークな想像が去来しました。幸い、次の朝は正常な身体に戻っていましたが、どうやら熱中症の一歩手前の症状であったようでした。

折しもその日は、ご年配の方々が節約のため空調を使わないおそれがある、という記事を読んでいた日でした。これまで自分は暑さには強い、という自信が有りましたが、これを機に改めないと…と反省しました。

 

 

DXとは?

今回からの新しいテーマは、「デジタルトランスフォーメーション」です。各メディアでもよく聞かれるようになりましたが、筆者が記憶するいわゆる「横文字」の中でもトップクラスに長い言葉です。

適切に使えれば、知的な人に見られるかもしれません。略称「DX」とも呼ばれます。

英語圏では、「Trans(formation)」を“交差する”という意味合いで用い、それが同義の「across」となり、アルファベットのX(クロス)、そして「DX」となりました。

実は2000年代初頭から学説によって唱えられていたものを、2018年に経済産業省の発表した「DXレポート」という報告書で話題となり、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という用語も普及し始めたといわれています。

そのレポートの中では、IT化以降、日本国内の企業で使われてきた既存の基幹システムを、このままなんの策もしないまま使い続けると、2025年度以降に毎年12兆円相当の損失を被るといった想定がなされ、警鐘を鳴らしています。

2000年以降、この20年の間だけを見ても膨大な情報の流通により、新たなサービスや商品、ビジネスが生まれ続けております。皆さんの生活に至ってもかなり変化してきたかと思われます。DXには、この変化に対応すべく、進化したデジタル技術を、皆さんの生活のレベルまで浸透させて、暮らしをより豊かにしていこう、という目的が有ります。

さて、次回以降はDXについてもう少し深く述べていきたいと思います。

関連する記事

  • 記事はありません

Contact

シー・ティ・マシンへのご依頼、ご相談、
お見積もり等がありましたら、
お気軽にお問い合わせください。