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『飲酒運転』について ~事故と規制強化~

  

桜といえば・・・

昨日、子ども達が勉強している漢字で、「咲き『ソメル』桜を見に行く。」の『ソメル』を漢字で書きなさい、という問いがありました。それとなく見ていると、子ども達全員が誤答していました。

そんなの間違えるかな、と筆者も挑戦しましたが、間違えてしまいました・・・。この場合、『染める』は誤りで、『初める』が正答でした。これ、「桜」という漢字が出たときに、頭の中で染井吉野を連想してしまうのが誤答の原因ですね。非常に間違えやすい、でも一度間違えたら覚えられる、いい問題だなと思いました。

今日、大阪は一日中雨となりましたので、今年の桜はこれで見納めとなりそうです。とはいえ、今日から大阪の春の風物詩、造幣局の桜の通り抜けが始まりますので、まだまだ桜の季節は終わりません。毎年、目と心を楽しませてくれる桜に感謝です。

ところで、前述した昔から和歌や歌舞伎「義経千本桜」などで頻繁に登場する桜は、実は現代の日本で最も有名で、かつ圧倒的な数を誇る桜、「染井吉野(ソメイヨシノ)」とは異なる桜です。一足早く開花する河津桜や枝垂桜など、ほかにもさまざまな桜が古くからありました。

なぜソメイヨシノが最も有名になったかといえば、成長が早く、そして多くの花が咲くことから重宝されたことが挙げられます。そしてこの品種を挿し木や接ぎ木するという手法(クローン技術)が江戸時代後期より始まり、明治ごろになると東京から日本全国へと、各地で植えられることになりました。

今では同品種が全国にあることで、同じ地域では一斉にソメイヨシノが咲くので、気象庁では桜の開花時期を判断する標本木として、ソメイヨシノが用いられています。

江戸時代後期のクローン技術が、日本の四季の変化を司っているというのも面白い話ですね。

 

規制強化へ

長引くコロナ禍もようやくある程度の収まりを見せ、先日は厚生労働省から、ついにマスクの着用については個人の判断に任せる、という緩和ムードともとれる報道がなされました。

季節はちょうどお花見や行楽のシーズンと重なり、昨年も旅行をされる方が増えましたが、今年は旅行やお出かけをされる方が尚一層増えることが予想されますね。

一方で厳しくなるものもあります。昨年の4月に、旅客や荷物を取り扱わない一般的な社用車(いわゆる白ナンバー車)を一定以上保有する事業者にたいして、安全運転管理者の選任と、アルコールのチェックが義務化がなされることとなりました。そしてその内容の記録を1年間保存することを義務付ける規定ができました。

その発端となったのは、そのさらに昨年に白ナンバーの社用車が飲酒運転を行い、児童が複数名死傷したという大変痛ましい事故にあります。皆さんの記憶にも残っていると思われますが、事故の重大さもあったことで比較的速やかに道路交通法の施行規則が改正されました。

さらに、同年の10月にはアルコールチェッカー(検知器)を用いた、運転前後の酒気帯び確認も義務化となる予定でしたが、折からの世界的な半導体不足で検知器の供給が困難となり、現在は延期されている模様です。しかしながら、いずれにしてもアルコールチェッカーでの検知の義務化はなされる見込みです。

アルコール検知について、体内のアルコール濃度を測定する方法として、「呼気採取」と「血液採取」がありますが、今回のアルコールチェッカーについては、呼気採取が用いられることがほとんどになります。

今回のテーマである飲酒運転について、前述のアルコール検知器には据え置きタイプやハンディタイプなど、各社さまざまな商品が販売されております。

次回以降はそれらアルコールチェッカーについてより詳しく述べさせていただこうと思います。

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