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DX化戦略が鍵を握る!これからの物流業界と2024年問題

 

働き方改革の影響

紫式部を主人公に置いた、今年の大河ドラマ「光る君へ」。
東京都知事選開票速報のため、7月7日は放送休止となりました。
以前は年50話放送されていた大河ドラマですが、働き方改革の影響で2018年から年47話に減少。
減った3回のうちの1回を開票速報にあてた、というわけです。
 
2019年4月から順次施行された働き方改革関連法。
運送業(トラックドライバー)に設けられていた新ルール適用までの猶予期間が、2024年3月末で終了しました。
このことで「2024年問題」とよばれる様々な問題が発生することは、5月23日のお役立ち情報で解説した通りです。
 
2024年問題は、企業活動から日常生活まで広範囲に影響を及ぼしかねない課題です。
運送会社が勤務管理や運行計画を見直して業務の効率化をはかるのは無論のことですが、個々の企業努力だけで輸送力不足は解消できません。
荷主側でも対策をとることが、問題解決への鍵を握っています。
 

問題解決の大きな一手、物流拠点のDX化

 
DX化(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を導入・活用してビジネスモデルを変革し、企業間での競争力を強化すること。
工場や物流拠点をDX化すると、自社の業務を効率化できるほか、出入りするトラックドライバーの労働時間短縮にも繋がります。2024年問題の対策にもなる、一石二鳥の策なのです。
 
工場や物流拠点におけるDX化として代表的なシステムや方法を、4つご紹介します。
 
・トラック入退場受付システム
・バース(荷物の積卸場所)予約システム
・ナンバープレート認識システム
・在庫管理のデジタル化
 
どれか1つを導入するだけでも業務効率を高められるこれらのシステム。
それをより効果的に活用できる方法が、ナンバープレート認識システムを、入退場受付システムやバース予約システムと連携させることです。
 
ナンバープレート認識システムは、専用のカメラで車のナンバープレート(車番)を撮影して、瞬時に車両番号を認識するシステム。読み取ったナンバーはテキストデータとして管理します。
ここで取得したデータを、その他の社内システムと連携させるのです。
 

車番認証カメラシステム

 
▶車番認証カメラ 解説動画
 

 
▶車番認証カメラについて、詳しくはこちら
 

 
 
▶車番認証カメラのカタログはこちら
 

 

工場・物流拠点での「車番認証カメラ」活用法

 
■設置場所
 
・施設の入退場口
・作業バースの出入口
・トラックの待機場所
・トラックが通る構内路
 
■活用イメージ
 
①入口のカメラでトラックのナンバープレートを認識
②読み取ったデータで車両を特定し、受付システムに連携して自動的に受付処理
③車両データを予約システム等と連携して、トラックを作業場所や待機場所に誘導
④待機場所のカメラでトラックの到着・出庫を記録し、待機時間を計測
⑤作業バース到着時にナンバーを認識、開始時間を記録
⑥作業バース出庫時にナンバーを認識、終了時間を記録
⑦出口のカメラでトラックのナンバーを認識、退場を記録

車番認証カメラシステムのメリット

車番認証カメラの最大のメリットは、設置した場所を車が通るだけでナンバーを認識でき、かつそれをテキストデータ化できること。
 
・受付の手間が減る
トラック側は①受付に行く②入退場を記録する という手順を踏まなくてよいため、スムーズに積卸に進めます。
施設側も、トラックが来るたびに受付する必要がなくなるため、業務の手間が大幅に軽減します。
 
・受付待ち時間をなくせる
来場者が車を降りて受付に行き、順番を待ってから入場記録をつける……という手順が不要に。
受付待ち時間がなくなり、トラックドライバーの労働時間短縮に繋がります。
 
・入場記録をシームレスに共有できる
読み取った車両ナンバーを即時にテキストデータ化し、他システムと連携させることが可能。
入場記録の手入力や担当者への連絡が必要ないので、手間なく、シームレスに入場記録を共有できます。
 
・ヒューマンエラーや記録の消失リスクを減らせる
自動的に車両ナンバー情報を取得・データベース化するので、入力・記入ミスや漏れなどのヒューマンエラーを防ぎます。
また、紙媒体での管理と異なり、紙の汚損や劣化、物理的な紛失などによるデータ消失リスクが減少します。
 
・情報の検索性・保管性の向上
車両ナンバーのデータは、パソコンやクラウド上に保存。
後から必要な情報を検索しやすいほか、記録の保管に場所をとりません。
 
活用方法の詳細について、ご質問やご不明点がございましたら、こちらからご相談ください。
 

 

おわりに

 
最後までお読みいただきありがとうございます。
何か気になる点やご質問がございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
 

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