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7月18日に関東甲信が、21日に中国・近畿地方が梅雨明けしました。
22日からは二十四節気の「大暑」となり、いよいよ本格的に夏が始まったという感じがします。
7月25日は、多くの地域では既に夏休みに入っています。
8月中旬にはお盆休暇がある企業も多いため、帰省や旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。
夏休みは、ホテル・観光業界の繁忙期。
今年は海外からのインバウンドもオーバーツーリズム的に増えています。
国内外からのホテル需要が高まる中、宿泊業界での人手不足が問題となっています。
元々ホテル業は離職率が高く、人手不足の業界でした。
そこにコロナ禍が始まったことで、休業や解雇などで従業員が流出。従業員が戻らないまま需要が回復したため、人手不足がより深刻化しているのです。
人手不足が慢性化すると、
・従業員ひとり当たりの負担が増す
・宿泊客に提供できるサービスの質が低下
・人手不足によるオーバーワークが原因で離職が増加
という悪循環が発生。最悪の場合では事業継続が困難になり、いわゆる「人手不足倒産」に繋がる可能性も。
宿泊業の人手不足を解消するには、離職の原因になっている問題点を減らし、既存の従業員や新たな人材が定着する環境を作らなければなりません。勤務形態や賃金・福利厚生の見直しと改善、外国人人材の採用、DX化の促進など、幅広い対策をとる必要があります。
近年、必要性が高まっているのが、宿泊施設とゲストの双方にメリットがあるDXの導入です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を導入・活用してビジネスモデルを変革し、企業間での競争力を強化することです。
宿泊業はDX化が進んでいない業界のひとつ。
「デジタル・トランスフォーメーションによる経済へのインパクトに関する調査研究」によると、宿泊業・飲食サービス業ではDXに取り組んでいない企業が83.6%を占め、DXを実施しているのは16.4%にとどまっています。
ホテルや旅館で導入できるDXは、清掃ロボットの導入や、チャットボットを用いた問合せ対応、アメニティや食材などの在庫管理のデジタル化など多岐にわたりますが、ここではナンバープレート認識システムを活用する事例を紹介します。
ナンバープレート認識システム(車番認証カメラシステム)とは、専用カメラで車のナンバープレートを撮影して、車両番号を瞬時に認識するというシステムです。
●ナンバープレート認識システムの活用方法
・宿泊客用の駐車場に専用カメラを設置
・入退場する顧客のナンバープレートを読み取り、取得データをテキスト化
・認識した車両番号の情報を、顧客管理システムなどと連携
▶車番認証カメラシステムについて詳しくはこちら
ホテルや旅館などでの、車番認識カメラシステムの活用例を2つご紹介します。
●VIP客・常連客へのサービス例
・VIP客や常連客の車両番号を事前に登録しておく
・駐車場入口のカメラで、宿泊客のナンバープレートを認識
・読み取ったナンバーを顧客管理システムと連携
・VIP客の車だった場合、顧客の来場を従業員に通知
・エントランスで「○○様、いらっしゃいませ」「○○様、いつもありがとうございます」とお出迎え
・過去の宿泊時に聞いた希望やリクエスト、好みに応じた対応やサービスをスムーズに提供
●駐車場のサービス向上例
・宿泊客データに、ナンバープレート情報を登録する
・駐車場出入口のカメラで、宿泊客のナンバープレートを認識
・読み取ったナンバーを宿泊客データと連携
・宿泊客データに登録されている車は、駐車場を自由に出入り可能
・VIP客や常連客に対して、特別なサービス感を提供できる
・発券機を使う必要がなく、車で通るだけで認証できるため、顧客の手間やストレスが軽減
・ベテラン従業員でなくても顧客にあわせた対応が可能。サービス品質を向上・均一化できる
▶車番認証カメラシステムについて詳しくはこちら
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