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お役立ち情報
2024年の啓蟄は3月5日から3月19日です。
啓蟄とは、1年を24の季節に分けた「二十四節気」のひとつで、冬ごもりをしていた虫や蛙、爬虫類などが土の中から出てくるころ、という意味。
シー・ティ・マシン本社がある大阪では、虫を目にすることがちらほら増えてきました。
まだ寒さは続いていますが、春の訪れが近づいているのを感じます。
暖かくなったからでしょうか。電車にトコジラミがいたという目撃情報が、X(旧Twitter)などのSNSで散見されるようになりました。
土から出てくる虫ではありませんが、寒い時期には活動を抑えて越冬するトコジラミ。
寒さが和らぐのは嬉しいものの、電車に乗るたびにトコジラミを警戒する日常は、訪れないでほしいものです。
自動車の盗難事件は、令和3年には5,182件、令和4年には5,734件発生しています。
ピーク時の64,223件から1割未満まで減少したことは、前回のお役立ち情報「74%は計画的犯行!?自動車盗難の最新情報を解説!」でお伝えしました。
単純計算で1日に15台盗まれている車。そのなかで、狙われやすい車とそうでない車はあるのでしょうか。
「自動車盗難等の発生状況等について」(令和5年6月 警察庁生活安全企画課)によると、盗難台数の多かった車種は次のようになっています。
1位:トヨタ ランドクルーザー(710台)
2位:トヨタ プリウス(477台)
3位:トヨタ レクサスLX(344台)
4位:トヨタ アルファード(330台)
5位:トヨタ レクサスRX(188台)
6位:トヨタ クラウン(139台)
7位:トヨタ ハイエース(134台)
8位:スズキ キャリィ(122台)
9位:日産 スカイライン(116台)
10位:ダイハツ ハイゼット(95台)
トヨタのランドクルーザーが2年連続で1位、他にプリウスやレクサスも被害に遭いやすいという結果でした。いわゆる高級車がターゲットにされやすい傾向がみてとれます。
これらの車は海外でも需要が高いため、「輸出」目的の窃盗犯から「人気がある」状況なのです。
狙われやすい車種ワースト10は先程紹介した通り。とはいえ一般車が狙われないわけではありません。
広く普及しており、どこでも見かける一般車は、目立たず周囲になじみやすい車。
その「周囲から浮かない」という特性ゆえに、犯罪に使うのにうってつけなのです。
特に、白・黒・シルバーなど「よくある色」の一般車が、犯罪者から狙われがちです。
盗まれた愛車が、ナンバープレートを変えられて犯罪に利用される……。
考えるとぞっとするような状況ですよね。
大切な車を盗難被害から守るためには、車種にかかわらず盗難防止への対策が必須といえます。
▶盗難防止グッズを活用する
犯罪手口の多様化に対応するため、多種多様な盗難防止グッズが販売されています。
手軽・手頃なものから少し高価なものまで、種類や価格帯はさまざま。
車を物理的に動かせなくするハンドルロックやタイヤロック、盗難が疑われる行為が行われた時に、警告音を発するセキュリティアラームは、犯行にかかる手間や人目につくリスクを高めるため、心理的な抑止効果が期待できます。
その他にも、万が一被害にあったときのために、GPS追跡機器を設置しておくのも有効な手です。
▶イモビライザーを装備する
イモビライザーとは、自動車に搭載されているセキュリティシステムのひとつです。
車両内部のコンピューターで管理されているIDと、キーの内蔵IDとをコード照合。一致しない場合はエンジンスタートができない、という仕組みになっています。仮に物理キーをコピーしてドアを解錠できても、車は動かせません。
2013年時点でイモビライザーの搭載率は80%でしたが、義務化されていないため、イモビライザーがない車も存在します。
もし搭載されていなければ、後付けのイモビライザーを装着することもできます。
ただし、イモビライザー搭載車が100%安全なわけではありません。
メーカーの純正のセキュリティは、車種が同じだと仕様や設置場所が共通なので、犯罪組織が1台でもセキュリティを解析できれば、同一車種の他車両も攻略可能になるからです。
サードパーティー製のイモビライザーのを後付けするか、タイヤロック・ハンドルロックなどの物理的セキュリティを併用するのがおすすめです。
▶スマートキーを金属缶や電波遮断ケースに入れる
リレーアタックという盗難の手口があります。
スマートキーが常に発している微弱な電波を、特殊な機器でキャッチ・増幅してキーから車まで中継機器で電波を繋ぎ、ドアロック解除やエンジンを始動する方法です。
スマートキーの電波をキャッチされないように、自宅や事務所などでは金属缶や電波遮断ボックスで保管し、持ち歩くときは電波遮断ケースに入れておくのが有効な対策です。
一部の車種には、電波の発信を停止する「節電モード」機能があります。もし対応車種を持っているなら、車を使わない時は節電モードを活用すると、被害にあうリスクを下げることができます。
▶車体カバーをつける
自動車盗難の約74%は計画的な犯行で、窃盗犯は事前に下見してターゲットを選定しています。
車体カバーで覆うことで車種の特定を防げるほか、盗む際にカバーを外す手間が発生するため、被害にあう可能性を低くすることができます。
電子セキュリティと物理セキュリティには、それぞれ長所と短所があります。
それを補いあえるよう複数の対策を選ぶことが、車を守る最善の方法だといえるでしょう。
車が複数台ある場合、それぞれの車ごとの盗難防止だけでなく、駐車場所自体のセキュリティを強化するという防犯を考えるのもいいかもしれません。
例えば、出入口にチェーンゲートなどの電動ゲートを設置することで、レッカー車・牽引車で強引に車を丸ごと盗む手口を抑止する効果があります。
車を2台以上持っている個人の方、マンションや月極駐車場などにおすすめの方法です。
▶チェーンゲートのカタログダウンロードはこちら
▶チェーンゲートについて詳しくはこちら
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