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『バーゲート・遮断機』について ~車番認識システムとの組み合わせ~

クルマにいたずら?

昔から、10円玉などで愛車のボディーにキズを付けられるというようないたずらはありました。

そして昨今では1円玉をドアノブに挟む、といういたずらが増えてきているようです。

これ、実は単なるいたずらではありません。車上荒らし、車両盗難が行われるサインです。

まず、所有者がクルマを離れている間に、助手席や後部座席のドアノブに1円玉を挟んでおきます。

所有者が戻ってきて、そのまま気付かずに発進。犯罪者は尾行します。

車種にもよりますが、実はこの状態、集中ドアロックシステム(セントラルドアロックシステム)が作動しなくなっている状態です。1円玉を挟んでいるドアが施錠できていない状態になります。

所有者がその次に施錠し、立ち去った後、施錠できていない助手席や後部座席から、悠々と車上荒らしや車両盗難を行う、といった手口です。

非常にシンプルな手口ですが、一人で乗る時、ふつうは運転席以外のドアは見ないだろう、という予想に基づいた犯行の為、見破られにくくなっています。

みなさんも運転する時は、運転免許教習で習ったように、まずクルマの周りを一周してから運転を開始しましょう。

 

コインパーキングにおけるバーゲート

コインパーキングの管理方法には、主にロック板式、バーゲート式というものがあります。

ロック板式は、駐車車両一台につき一台ずつロック板を設置し、またバーゲート式は出入口1か所に設置する方式です。

ロック板式をご利用者の場合、パーキング代を精算し、ロック板が降下した後に一定時間が経つと、再びロック板が上がります。

その一定時間内に電話をするなど、時間経過に気付かずに発進させ車体を傷付けたりするトラブルが多くあります(実は筆者は過去に、精算すること自体も忘れ、発進させてしまったことがあります)。

現在では、ロック板式が改良され、ロック板が無く、センサーやカメラで管理するものもあります。

ロック板式とバーゲート式を比べると、ロック板式は一台ずつ設置する必要がありますが、バーゲートは出入口だけに設置するので、設備コストに開きが出ます。

ロック板が無い、センサーでの管理方法も、一台ずつセンサーを埋設する手法が多いので、こちらの設備コストもかかります。

弊社のバーゲートは、前回でも登場した弊社開発の「ナンバープレート(車番)認識システム」との組み合わせが出来ますので、まさに鬼に金棒、虎に翼、ではないでしょうか。

 

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