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前回に大阪のコロナ重症者受け入れ病床率が逼迫している、という状況を述べました。
そして、つい先ほどのニュースリリースで、東京都内では医療提供体制における警戒レベルを、最高レベルとなる「逼迫していると思われる、に引き上げる」という報道が有りました。また続報では、都内での一日の感染者数が過去最多の800人越えになったと伝えられています。
全国の各都市、札幌や大阪はすでに連日深刻な状況が報じられておりますが、九州の福岡でも、医療の現場からは限界状態だという声も上がっております。年末を迎えて、日に日に切迫感が増長しているようです。
筆者は昨日、仕事の関連企業に挨拶に伺い、やはりこのご時世なのでご挨拶でもカレンダー等を配り、短い挨拶のみで回ってまいりましたが、その中の1社に、三脚付きの体温検知カメラを導入し、会社の入口のやや奥まった所に設置しているところが有りました。ふと気になったので、しばらくの間来社される方と対応される方の挨拶を見ておりました。すると、筆者が確認した時だけですが、来社される方が全員、その検知カメラの存在に気付かず、また気付かないまでは良いのですが残念なことに検温もされずに対応がされておりました。筆者も挨拶をした際に、対応されたご担当の方に実際に訊いてみて、検温されていなかったのを確認しました。
確かに「やってる感」は演出されておりましたが、今のコロナ禍現状を鑑みるに、対策の精度が足りていないと言わざるを得ません。
理由は設置されている位置が会社入口の奥まった所に設置されていたのと、その角度により、検知がされておりませんでしたが、何よりもコロナに対する感染防止の意識でしょう。思いがけずその会社の方からは、今後の対策改善と感謝のお言葉を頂きました。
そういえば先日、大手服飾量販店で、筆者が誤って体温検知のゲートでは無いゲートから入店しようとした際も、何も言われなかった事も有りました。
個人も、またそれに対応する方もお互いの意識を確認、向上させる必要が有ると思いました。
体温検知装置については、コロナ対策品としては非接触のものがほとんどで、その中に近距離あるいは遠距離測定型、カメラ付きのもの、AI機能搭載のもの、同時測定機能の有無、など様々なタイプが有ります。
コロナが発生したころ、よく店舗などで目にしたのがおでこで測定する、近距離測定の非接触体温計でした。タイプ別では最も安い価格帯となり導入し易いということも有り、すぐに市場に出回りました。
しかし従業員が測定する事で人員が割かれる、大人数の対応が難しい、さらに近距離測定による三密の懸念も有ります。
サーマルカメラのように、赤外線を検知し、離れたところから複数の測定が可能になるものも有ります。これに加え、AI機能を搭載することで、例えば特定の人物に絞り測定したり、検温精度をアップデートさせるAI機能タイプも有ります。こちらはやはり安価とは言い難く、コストがかかります。
次回は、上記の安価な非接触体温計、高価なサーマルカメラの間を、上手い具合に取った製品をご紹介していこうと思います。
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