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『EV車』について ~ダイナモの語源とは?~

 

 

自分たちにできることを

今日9月16日は、「オゾン層保護のための国際デー」です。地球を太陽光線の有害な紫外線から守っているオゾン層の破壊をくい止め、オゾン層を保護するための日であり、日本ではこの国際デーがある9月を「オゾン層保護対策推進月間」と定め、様々な啓蒙活動を行っています。私は街角に掲示されていたポスターで、その活動を知りました。私たちにできることは、とにかく「フロンを大気中に出さないこと」です。

例えば現在、エアコンやカーエアコンで普通に使われているフロンは、オゾン層は破壊しませんが、二酸化炭素の1,300倍の強さで地球温暖化を引き起こすものであり、エアコンの中に0.5~3kgぐらい入っています。もし、エアコンの修理のときに誤って1kg のフロンを空気中に漏らすと、1.3tの二酸化炭素を出したのと同じことになります。普通の家庭が1年間に出す二酸化炭素の量は5.5tくらいだそうですので、1世帯の3ヶ月分に近い二酸化炭素相当が、一瞬の不注意で出てしまうのです。

しかし逆に考えれば、いま私たちの身の回りでたくさん使われているフロンをできるだけ漏らさないように管理し、廃棄するエアコンなどから回収すれば、オゾン層保護、地球温暖化防止に大変効果があるということになります。

このように、フロンをきちんと管理し、漏らさずに回収することは、地球を守るために、私たちができるとっても大事な心がけだと思います。

 

ハイブリッドカーからEVへ

いまや『SDGs』は、日本中ほぼ全ての国民に浸透しているのではないでしょうか。最近では「『SDGs』は怪しい」などの陰謀論めいたことが発信されることもあります。しかしよく考えてみると、そもそも『SDGs』なんていうワードに、初めからみんな興味が無ければ、こういった『怪しいらしい』という発信には食いつかない訳で、そういった意味では、逆の意味で日本国民が『SDGs』に関心を持っているという証左でもあるわけです。

筆者の個人的なお話をすると、小さい時から生来の倹約家の性向があるのか、『SDGs』以前の『省エネ』『節水』などの言葉には自然と興味が湧いていました。今でも覚えていますが小学生のとき、夜に自転車に乗っており、何気なく前のライトを見て、ナゼ電線も電池も無いのに明かりが付くんだろう?と疑問に思い、時間をかけて調べました。そして、人間がペダルを漕いでタイヤを回すことで、その回転エネルギーを電気のエネルギーに変換しているのだと分かり、非常に感激したことを覚えています。人力が発電のエネルギーになっているというエコロジー精神と、そのダイナミズムにも感心しました。しかもこの方式が『ダイナモ式ライト』と呼ぶことも、言い得て妙だなと思いましたね。後年、『ダイナミズム』と『ダイナモ』の語源が同じで、ギリシャ語の『dynamis(力)』から来ている、という事も知ることになりました。

そしてその十数年後、世間ではハイブリッドカーというものが出始め、話題を集めていました。その時ハイブリッドの簡単な仕組みとして父から教わったのが、クルマをブレーキで制動する際の摩擦熱を電気エネルギーに変換している、という話を聞き、これにも再びの感動を覚えました。

それから十数年、現在ではハイブリッドカーから、ゆくゆくはエンジン自体も持たない『EV(電気自動車)』が主流となるともいわれています。

今回のテーマは『EV(電気自動車)』です。次回以降も、こちらについて述べていきたいと思います。

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