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知らぬ間に借金

先月のこと、ドコモ口座において不正出金問題が発生し、さかんにメディアで取り上げられておりました。

ドコモ口座は、スマホを使った決済方法「ｄ払い」で、銀行口座からドコモ口座へチャージし、買い物や送金ができるサービスです。

悪質だったのは、第三者に勝手にドコモ口座を作られ、自分ではドコモ口座を作っていない人やドコモユーザーではない人、（というよりむしろ）そういった人たちのみに、大きな被害が出たという点です。

自分とは関係無い、という意識も被害の遠因となっていたかと思われます。

被害の可能性のある銀行口座は、メガバンクから地銀まで多岐にわたりました。

さらに銀行口座から不正に引き出されるだけでなく、残高がマイナス（借り入れの状態）になるという事態にまで発展しました。これはほぼ全ての銀行口座には、自動貸越サービスというものがあり、もしこのサービスを設定していれば、知らぬ間に借金している状態となるわけです。

原因は、ドコモ口座開設の簡易性や、銀行側の決済システム構築のアウトソーシング化など、一言でいえば、「セキュリティ管理の脆弱性」です。

筆者は、銀行口座には一切預けず、いわゆるタンス貯金をしている人が知り合いにおりますが、しかし銀行口座を今まで開設したことがない人にはお会いしたことがありません。

つまり、全ての人に、知らない間に詐取被害に遭う可能性があるということになりますね。

 

ECサイトで大切なこと

弊社は、「セキュリティ管理」に携わる企業として、ハード・ソフト両翼にわたって事業を展開しております。

ハード面は、日本初のパーキング自動ゲートを開発し、その「ロボットゲート」のパイオニアとして長年の実績があり、他方でソフト面では、セキュリティベンダーとして、企業へのサイバー攻撃に対し、より高度でなおかつ新発想のセキュリティ対策を提案できます。

 

ところで、「ECサイト」の事業を運営するうえで、最も大切なこととはなんでしょうか？

筆者は、「ECサイトに高度なセキュリティを構築できるかどうか？」だと思います。

セキュリティは、対一般消費者であるBtoCビジネスでももちろん大事ですが、とりわけ対企業であるBtoBビジネスのケースでは、なおのこと取引先企業の情報漏洩などに細心の注意が払われていることが重要です。

 

弊社では、ECサイト「CTMオンラインショップ」でも商品を取り扱っており、当ECサイトでは、前述のとおり、こと「セキュリティ管理」に関しては、お客様に確かな安全を提供できる自信があります。