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先日体験したボラードにまつわるお話

つい先月の事ですが、筆者自身が体験したお話です。
ある墓地にて（怪談話ではないです・・・）、その墓地はかなり広大な敷地面積を有しており、その時筆者はとある仕事で携わったのですが、墓所管理人の方が施設の管理に四苦八苦しておりました。
というのも、仕事上、ある墓域に車両で進入する必要があったのですが（その墓域は管理事務所からはかなり離れていました）、その墓域とその他のエリアを隔てるボラードが有り、手動で昇降式するボラードを他者が勝手に昇降できないように南京錠が付けてありました。
それを知らなかった筆者は、現場で鍵が必要なことを知り、鍵を借りるべく遠く離れた管理事務所へ向かいました。すると、管理人の方も何種類もの鍵のなかから時間をかけて当該場所の鍵を見つけ、そこから二人でまた遠く離れたボラードを下ろしにいく、ということがありました。簡単なことに、かなりの時間と労力をかけてしまった珍道中でした。
自動式のボラードでないと、こういったケースに巻き込まれることもあります。

コンパクトでシンプルな「ジェネレーション６」

前回まで、ボラードについては基本的なセキュリティ用のものや、高いセキュリティで重要施設を守るものなどをご紹介してきました。
今回は、みなさんの生活に身近なものとして、是非ご紹介したいものがあります。
「ジェネレーション６」と銘打たれたこの自動式のボラードは、制御ボックスに内蔵されたエアコンプレッサーから圧縮空気を送って自動昇降する商品になります。
種類も豊富で、余計な凹凸などの装飾がないシンプルなものから、デザイン性の高いものまでお好きなデザインを選んで頂けます。ポール上部には警告反射板が施されており、夜間の視認性も高まります。
その洗練されたデザインは住環境の景観に最適なものとなり、例えばタワーマンションなどの大型建造物との親和性は高く思われます。
また視覚だけでなく、警告音（＝聴覚）によって周囲の安全をさらに高めることができます（オプション仕様）。

 

最後にボラードについては忘れてはならないことがあります。
クルマと歩行者や自転車を分けるものとしては、ほかに「チェーンゲート」などがありますが、「ボラード」においては、クルマは阻止しつつ、歩行者と自転車の往来を妨げない、という特長があります。