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「ナッジ」という言葉があります。最近テレビCMで見かけるようになりました。
元は行動経済学の用語ですが、ヒトの思考の傾向を利用して、特定の行動(選択)に導いていくこと、を指します。実にさまざまな活用法や活用例が有りますが、例えば、電車のホームに黄色のラインを引くことで、乗客の整列を促す、あるいは、最近ではソーシャルディスタンスを保つために、さまざまな場所でラインが引かれておりますね。わざわざ口頭で説明をしなくとも、ある仕組みにより人々の行動が規律正しく守られます。言語や識字を用いずとも、またお互いに手間を取らずに実現できるところが利点です。
また、以前にも言及した国連により採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」、その中核として挙げられる「全世界規模で取り組む」という目標には、言語や識字を用いずともナッジは活用できることから、期待がかかりますね。
前回に、住環境を守るためには、管理が行き届いている(と思わせる)ことが重要である、と述べました。住環境が整然としていれば、先ほどのナッジによる人々へのアプローチと同様で、貼り紙などで説明せずとも、安全や安心はある程度担保されます。
弊社は現在、従来の自動ゲートに、車番認識カメラのセキュリティ(ICT技術)を加え、さらにトラブルの際には遠隔ソリューションを用いてリアルタイムで遠隔地のコールセンターへ繋ぐ、という一体化したサービスを、工場で導入しております。
マンションなどは居住者の車両がほとんど特定されていることから、車番認識カメラによる車番登録は、かなり有効であると考えられます。また、従来はマンションの管理人がそのマンションごとに車両のトラブルなどを対応していたものが、遠隔ソリューションを活用することで、ゆくゆくはそうした管理も一括してコールセンターで行えるようにもなるでしょう。実際にバーゲートを車番認識システムにより開閉するということは行っており、門扉以外の様々なものへの応用も積極的に推進中です。
弊社は独自のシステム開発を行っていることから、前述の工場での自動ゲートとの一体化したサービスは、マンションのチェーンゲートにももちろん導入が検討されております。
弊社の原点で、ハード商材である「チェーンゲート」は、ソフト面(車番認識カメラ)、さらにサービス面(遠隔ソリューション)を加えて、より良い住環境を目指すべく、さらに成長していくことになるでしょう。
2024.10.23
2024.08.22
2024.07.11
2024.06.06
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