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10月1日は中秋の名月でした。そのことをすっかり忘れており、帰宅途中に夜空を見上げ、見事な月を見て思い出した次第です。お団子を買うこともしておらず、家族で月を見るというだけにとどまりました。
しかしながら、その夜は晴れ渡る夜空の下、ひときわ明るい月を鑑賞でき、良い思い出となりました。
家族が寝静まった後、筆者一人でもう一度鑑賞したくらいにキレイな月でした。
月といえば、筆者の最も敬愛する作家の一人、文豪・夏目漱石の「月がきれいですね」のエピソードが挙げられる。ご存じの方も多いと思いますが、このエピソードは漱石が英語教師であった時に、英文「I love you」の日本訳を求められた際に、「月がきれいですね」という訳を行ったというもの。真偽のほどは確かではないらしいですがこの訳文、いかにも日本人らしい、奥行きのある言葉で非常に趣がありますね。
さて前述の月、特に満月と交通事故には因果関係がある、と昔から言われております。
根拠としては、月の引力が潮の満ち引きに深く関係しているのと同様に、人体の60%以上を占める水分もまた、月の引力に晒されているというもの。満月(あるいは新月)の時に、最も月の引力が強くなります。
海外(アメリカ、イギリスなど)の過去10年の統計では、確かにバイク事故が満月の時に起こる割合は増えております。単純に、月に見惚れていることで注意力が散漫になる、という意見もあります。
よく「月の魔力」ともいわれておりますが、カミュ作の小説「異邦人」の「(殺人は)太陽のせいだ」というように、実際には当然月のせいばかりにはできません。
筆者がよく思うのは、ヒトがヒト以上の運動能力を保有しているとき(機械運転時)には、それに対応するために、ヒトが普段想像できることに加えて、+αが必要である、という事です。クルマ運転時には細心の注意を払い(こちらは想像するという領域)、それに加えて交通法規を遵守し、かつルールに則った運転技術を一連の動作習慣として身体に記憶させる(想像以外の領域)。
筆者は運転時によく心の中で、「人間の力をはるかに上回る力を、右足首の運動のみをもって出力している」ということを意識付けています。
人類最速の男、ウサイン・ボルトでも、最高時速は45キロ弱です。50CCのスクーターでもスロットルを開ければ余裕で出せるスピードです。
これらを心掛けること一つで、運転者の意識も変わるのではないでしょうか。
2024.10.23
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