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失敗事例から学ぶ、駐車場のセキュリティ対策

 
7月7日に今年初の40度が静岡市で観測されるなど、梅雨とは思えない日差しと暑さになりました。
この酷暑が後押しとなって、メンズ日傘の売上が伸びているそうです。
ただし今週の中旬からは梅雨前線が戻ってきて、西日本から東日本にかけて梅雨らしい天気に。
今年の夏は、暑さと雨の両方への備えとして、晴雨兼用の折りたたみ傘を鞄に入れておくとよいかもしれません。
 

月極駐車場の解約事例から見る、セキュリティの重要性

月極駐車場の無断駐車トラブルが原因で、解約に至った事例をひとつご紹介します。
 
自宅から駅までの通勤に車を使っている知人が普段より早く出勤しようとしたところ、自分の契約スペースに知らない車が停めてありました。
知人が使用していない夜間から早朝にかけて、無断駐車され続けていたことが判明したのです。
管理会社に連絡し、ひとまずそのトラブルは解決。その後、管理会社から契約金の一部返金を提案されたものの、契約解除して別の月極駐車場を契約しました。
 
知人が契約していた駐車場の設備や環境は、このようなものでした。
 
・大通りから外れた、人通りの少ない場所
・夜間用の照明は一か所だけ
・出入口は完全な開放状態
・管理人や防犯カメラなどは置かれていない
 
人目につきづらく、無断駐車しても発覚しないだろうと考えたのかもしれません。
実際、知人が偶然早く出勤していなければ、今でも気づかないままだった可能性は大いにあります。
 

 

無断駐車トラブルにひそむ犯罪リスク

この事例、ただの無断駐車トラブルだと甘く見てはいけません。
無断駐車できる=人も車も出入りが自由でセキュリティ的に脆弱、ということ。
セキュリティが弱いと、そのぶん車両盗難のリスクが高くなります。
 
知人のケースでも「深夜から早朝は車がなく、朝から夕方・夜には車がある」と把握された上で無断駐車されていました。
幸いにして知人は犯罪被害には逢いませんでしたが、駐車場の利用時間帯を把握されていると、監視の目がないタイミングを見計らって、自動車盗難やナンバープレート盗難など「部品ねらい」のターゲットとして狙われやすくなります。
 
セキュリティが弱いとトラブルや犯罪のリスクが上昇、それに比例して顧客満足度も低下します。紹介した事例のように、顧客離れにつながる場合もあります。
 

防犯モデル駐車場登録制度

シー・ティ・マシン本社がある大阪では、「大阪府防犯モデル駐車場登録制度」があります。
大阪府安全なまちづくり条例に基づき、次のような基準を満たした駐車場に対して認定されるものです。
 
●必須
・道路や出入り口からの見通しが確保されている
・駐車場の境界に、見通しのよいフェンス、柵、垣などが設置されている
・モニターと記録装置を備えた防犯カメラが設置されている
・夜間でも人の行動を視認できる程度の明るさが確保されている
 
●推奨
・出入口に自動ゲート(ロボットゲート)などが設置されている
・管理者が常駐、または巡回している
 
登録基準を満たすには防犯カメラなどを整える必要がありますが、どれも駐車場のセキュリティを強化するもの。無断駐車などのトラブルや犯罪を抑止し、駐車場の価値を高める設備投資だといえます。
 
同じような制度は東京都・京都府・滋賀県・千葉県など、他の都府県でも運用されています。
審査基準は地域によって違うので、まずは各地域の日本防犯設備協会に相談してみるとよいでしょう。
 

駐車場の付加価値を高めるには

「大阪府防犯モデル駐車場登録制度」や「東京防犯優良駐車場認定制度」などでは、出入口にロボットゲートを設置することが推奨されています。
ロボットゲートとは電気式の自動ゲートのこと。
車に乗ったままリモコンでゲートを操作できるので、開閉の手間がかからないというメリットがあります。
ゲートを開閉できるのは事前にリモコンを配布した契約者のみ。無断駐車を物理的にブロックできます。
 
チェーン昇降式のチェーンゲート、踏切の遮断機のような形のバーゲート、門に駆動装置を取り付ける自動門扉など、さまざまな種類があるロボットゲート。
そのなかでも駐車場におすすめなのが、他の機種にはない強みやメリットがあるチェーンゲートです。
 
●チェーンゲートのメリット
 
・他のゲートに比べて低コストで導入できる
・屋内駐車場、地下駐車場のような高さ制限がある場所にも設置できる
・シンプルな小型機種だと、周囲の景観を壊さない
 

テレーズ神崎川駐車場2

 
 
タワーマンションの駐車場やアッパー層の顧客が多い駐車場など、サービスの質を求められる場所では、チェーンゲートと車番認識カメラの併用もおすすめです。
 
●チェーンゲート+車番認識カメラの活用例
 
・入居者、契約者の車両番号を事前に登録
・専用カメラでナンバープレートを読み取り、車を識別
・登録済の車が来た時のみ、自動でゲートが開く
・未登録の車の場合、インターホンなどで確認後にゲートを開く
 

 
▶チェーンゲートについて詳しくはこちら
 

 
 
▶車番認証カメラシステムについて詳しくはこちら
 

 
 
カタログダウンロードはこちら
 

 

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。
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