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10年を経て

筆者の家では、コロナ前までは毎年のように、お盆のご先祖供養にお寺の住職の方が来るタイミングに合わせて、一同で宴会が催されておりました。コロナ禍で出来なかった期間を経て、今年はなんと３０人程の親族一同が集まり、３年振りという喜びも相まって、それはもう賑やかな宴会となりました。住職の方も、新しい家族が増えて驚いていたり、子ども達の３年間の成長ぶりに目を細めていたりと、とても楽しい時間となりました。

その会の中で、むかし筆者の母親が還暦を迎えたときに、筆者らからプレゼントした手作りの写真集を出してきてみんなで見ていたのですが、最後のページに二次元バーコードが記載されていました。もう１０年以上前の事ですし、半ばあきらめ気味で、そのバーコードをスマホで読み取ってみたところ、YouTubeへ繋がり、なんと我が子が２歳ごろの動画が。１０年あまりを経て、「ばあばへ」、と舌足らずに話す動画が再生できました。あの頃を懐かしく思い出すとともに、改めて技術の革新はすごいと感じました。

 

その影響は・・・

さて、今回のテーマは２０２４年問題です。

２０２４年問題は、働き方改革関連法の施行により、特に運送業界に大きな影響を与えることが想定されている法律であり、２０２４年４月１日から適用される項目が多くあります。一方で、最近ではＡＩによってトラック運転手の職業が代替される可能性も指摘されています。この「２０２４年問題」においては、ドライバーの時間外労働に上限が設定され、それによって収入が減少するおそれがあるという問題も浮上しています。またこの法律が、配達物を送る側、受け取る側、ひいては運送業界すべてにおいて、何かしらの影響が出ることは想像に難くありません。

そこで、弊社はこれらの重要な問題に取り組んできた事業である「ナンバープレート（車番）認識システム」を活用し、問題解決へのアプローチを図るお手伝いができるのではと考えています。当社のナンバープレート認識システムは、高速道路の通行車両システムや工場、商業施設、駐車場管理などでの導入実績があります。これまでの実績を基に、運送業界における２０２４年問題の解決に向けて、当社のシステムを活用することができます。

このシステムを導入することで、運送業界の効率化や作業の自動化が可能となり、ドライバーの負担軽減や労働時間の適正化に寄与することが期待できます。また、ナンバープレート認識システムは、車両の管理や監視にも役立ちます。運送業者や荷主は、リアルタイムで車両の位置や状況を把握し、効率的な運送業務を行うことができます。

２０２４年問題に直面している運送業界において、弊社のナンバープレート認識システムを活用することで、問題解決への一歩を踏み出すことができるでしょう。我々は常に最新技術を追求し、お客様のニーズに応えるために努力しています。是非、お気軽にご相談ください。