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『自転車』について ~見直される自転車利用~

 

「安全の担保」と「冒険」

今朝、筆者の子どもが小学校の林間学校へ出かけていきました。ここ最近、子どもがこの林間学校を非常に楽しみにしておりました。急に肌寒くなってきた近ごろ、体調だけは崩さないように気を付けて何とか今朝送り出しました。早朝の玄関先で普段はしていない見送りと記念写真を撮りました。ただ、この送り出すまでの大変だった事・・・。かれこれ一週間以上前から、用意は早めにしておきなさいと言い続け、案の定用意をせずに、出発日の前夜に慌てる始末でした。今朝送り出した後に、出勤前の妻が、「今日の仕事はほとんど終わった」と独り言ちたのを耳にして、あぁ私より苦労したのだな、と思いました。考えてみると、子どもだけでどこかへ泊りに行くのは初めてでした。小学校高学年にもなると、友達同士でお泊まり会などがあるとは思うのですが、わが子は寝つきが悪く、普段慣れた寝床でしか基本的に寝られないので、今まで本人が避けてきました。今日初めて、家族の誰も居ない夜を過ごすことになります。可愛い子には旅をさせよ、と昔から言うように、自らが知らない土地や体験へ臨むことを積極的にさせようと思っています。

さて送り出して、筆者は通常の勤務なのですが、勤務中に突然小学校から送信専用のメールが届き、中を見てみると、児童のバス乗車が完了し今から行ってきます!と画像付きのものが送られてきました。そしてその1時間後、目的地に到着しました、とのメールが有りました。最近の小学校はここまで細かな連絡をしてくれるのかと、非常に驚きました。筆者はしばしば考えるのですが、子どもの安全を担保することと、未知の体験によって子どもを成長させること、その両立の難しさを考えさせられます。「安全な冒険」という言葉が、あまり釈然とせずに理解できないような感覚になる感じです。

自転車業界

新型コロナウィルスによる社会への影響は、あらゆる方面へ深く、そして長く出ておりますね。

今回のテーマは自転車ですが、この自転車販売業界にも、もちろんその影響は出ました。

新型コロナウィルスが日本で出始めた2020年1月ごろから、多くの他業種店舗と同様に自転車販売店の店舗も臨時休業や時短営業を余儀なくされました。加えて、自転車の業界は特に、学校の入学シーズンである3月頃が最繁忙期とされ、ちょうどそのタイミングでコロナの影響をまともに受けて、一時期は売上が減少しておりました。

しかしその後、コロナ禍がなかなか収まらずに長期化するなか、三密を避けることができる移動手段として、自転車利用が改めて見直されました。その結果自転車業界は、コロナ禍にもかかわらず現在でも好調を維持しています。しかしこの好調の他の要因として、従来メインであった店舗販売のウェイトを、ECサイトを拡充してオンライン販売へ徐々にシフトさせたことが一つあると言われています。また加えて、店舗での飲食が避けられ、その代わりにウーバーイーツが普及したのも、自転車販売台数増加に寄与しているのは想像に難くありません。

さて、次回以降も自転車について、弊社でご提案できる商品も交えながら述べていきたいと思います。

 

 

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