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『SDGs』について ~持続可能な開発目標~

 

 

ペットボトルの個人消費

 

我が家では、ほぼ毎日、およそ500mlペットボトル1本分を消費しております。

子どもたちの勉強の時間にささやかながら、「アメ」を与える目的で炭酸ジュースを作り、また筆者の晩酌としてレモンサワーをいただくという目的であります。毎日毎日、家で炭酸の空きボトルをごみ分別するのに、キャップとラベルはプラごみのごみ箱へ、ペットボトルは専用のごみ箱へと分けておりますが、やはり少々手間がかかるとは思います。ほぼ毎日の事なので、貯まっていく空きボトルの量もあっという間にいっぱいになります。また上記の使途だけではなく、子どもたちが他で買ったペットボトルなども当然あるため、我が家でどれだけ多くの量を消費しているのかを肌で感じます。

ペットボトルのごみ問題については、石油を原料としてできている事、またリサイクルは可能なものの全てがリサイクルできるわけではないという点があります。また数年前までは、リサイクル率よりもむしろ増加し続けるペットボトル使用量が、結果としてリサイクルできなかったペットボトルの絶対量を押し上げている現象が起きておりました。

そして近年問題となっていたのが、日本は今まで約3割強のペットボトルを海外へ輸出してリサイクルを行ってきたのですが、数年前より今まで受け入れ先であった中国、東南アジア、韓国などが昨今の環境問題を憂慮し、ペットボトルの輸入に対して禁止、あるいは規制を設けたという事です。

この情勢を踏まえ、政府や清涼飲料水業界ではペットボトルを100%有効に利用することを指標とした宣言を行うなど、官民一体となって運動が進められております。政府と民間企業だけではなく、一般家庭でどれだけペットボトルを消費しているかを各々が意識することも重要ですね。

 

6月5日

先日、筆者がフォローしている方がSNSで上げておりましたが、来たる6月5日は「世界環境デー」です。これは国連による国際的記念日で、1972年、日本とセネガルの共同提案によって環境に関心を高め、環境保全を図る目的で制定されました。日本はその当時、経済の成長し続けていた時期で、大量生産・大量消費社会に対する、日本から世界へのメッセージであったと思われます。また、セネガルではその当時、サヘル地帯(草原地帯)が深刻な干ばつにより、砂漠化が深刻となっておりました。

両国の提案の目的はそれぞれ異なるものの、結果としては世界に対して地球規模、国際規模での砂漠化へ警鐘を鳴らす契機となりました。

さて、今回のテーマである「SDGs(Sustainable Development Goals)」は、ご存じの方も多いかと思いますが、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」の略称であります。

筆者はこれを初めて聞いたとき、「持続可能な」というワードが世界に向けて言及されたことに、少なからず驚きました。言外に「今のままでは地球は持続することはできないんだよ」という明確な前提を基に、このSDGsが採択されたと感じたからです。

次回以降、SDGsについてさらに述べてまいりたいと思います。

 

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