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猛威を振るう新型コロナウィルスですが、感染する場所として、不特定多数が集まる公共機関が挙げられるのは周知のことかと思われます。しかしそれ以外でも、例えば小売店や店舗において、従業員の休憩所でのクラスターの発生も起こっております。販売店では、お客様に来ていただく為に店内での感染対策は十分に注意し、徹底されているところは多いですが、他方で従業員が使うお店のバックヤードや休憩所は比較的面積も狭く、窓が無いところも多いことから、換気がなされていない所が多いです。
実は、一人の感染者から複数の方に感染が広がる、いわゆるクラスターですが、先週政府がクラスター発生における統計を発表しました。今月4月の上旬に行った調査で、最もクラスターが発生したのは「職場でのクラスター」で、全体の3割程度を占めておりました。よく取り上げられている、飲食店や高齢者の福祉施設、あるいは学校教育機関などよりも発生しておりました。
現在ではほとんどの企業で、飛沫防止パーテーションや非接触温度計を導入しており、筆者の知人の会社では、コロナ収束までの期間限定で、コロナ感染対策専用の部署を設置したとうかがいました。
ただ、一つの社屋での企業では、会社全体として浸透させることができますが、例えば都心のオフィスビルなど多くの企業が入居しているところでは、一つの企業が多くの企業に対して感染防止対策を浸透させることは難しく、ビル管理会社などがコロナ対策における管理も行う必要があります。
先日伺ったオフィスビルでは、エレベータの全てのボタンに抗菌フィルムを貼り、またそのボタンの押し方を細かく示した(人差し指の第二関節で押す)ポスターをエレベータの内と外に貼っておりました。またそのポスターにはエレベータ内でのソーシャルディスタンスを保った立ち位置と向き、そして中での過ごし方なども細かく記載してあり、ビル管理が行き届いているなと思いました。
つい先日のことなのですが、筆者は仕事の関係である複合商業施設で深夜作業の立ち会いをしておりました。主に安全管理をする立場だったのですが、その際に電気設備制御室の分電盤を操作することがありました。施設内にはそれこそ30カ所以上の分電盤の制御室があり、一般のお客様が入られないよう、それぞれに鍵があります。普段その施設で保安業務をしている方と、入りたい制御室の鍵の指南を受けておりました。そして夜も深くなり、保安員の方が仮眠されるということなので、制御室にある鍵を筆者一人が預かりましたが、その鍵の多いことに非常に驚きました。大きさも違えば、解錠の方法もそれぞれ違います。保安室にあるキーボックスを拝見しましたが、そこには夥しい数の鍵が吊り下げられておりました。筆者が預かった鍵だけでも、覚えるのに一苦労しました。
さて、弊社では非接触式の解錠スイッチを取り扱っております。このコロナ禍では安心の、直接触れることなく、手を近づけるだけで開錠ができるスイッチになります。電気錠の解錠用のもので、既設の解錠リーダーからの付け替えも可能です。室内からの退出時には最適なアイテムですね。また、暗いところでもLEDの点灯により、スイッチの場所は一目瞭然です。
先日の商業施設で経験した、夥しい数の鍵。これはまさにそれだけその施設の保安が重要である、という事の証左ではありますが、いつの日か保安システム自体がすべて非接触式の解錠スイッチになれば、保安員の方も仕事がスムーズになりますね。
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