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『サブスク(定額制)』について ~「モノ消費」と「コト消費」~

先週、謎のメールがきました・・・

つい先週、月曜日の朝でした。スマホに高校時代の友人からフェイスブックでメッセージがありました。

「あなたみたい(絵文字)」と書かれており、本文のメッセージを開けてみました。数カ月ぶりの連絡で興味があったこともあり、進んでいくうちになぜかスマホのアプリをダウンロードすることになりました。そのアプリの内容が、「サブスクリプション型(定額制)の動画閲覧サイト」でした。最初の3日間だけ無料期間があり、その後は解約しない限り、自動的に高額な閲覧料が徴収されるというものでした。すぐに解約し、即時友人に連絡すると、案の定、先日にスマホを乗っ取られていたとのこと。その後筆者の方も、その類の詐欺について調べたところ、サブスクリプション型のサイトへ誘導する詐欺が急増しているとのことでした。

今流行りの「サブスクリプション」サービス―――。そういったワードを巧みに使用し、詐欺へと利用する。

近年流行のモノやサービスに便乗し、犯罪に利用されるスピードが早くなってきていると感じます。

昨今話題の「ドコモ口座不正利用」も既に便乗されて、警察官を装った詐欺電話も発生しているそうです。

 

モノ消費とコト消費

近年、「モノ消費」から「コト消費」へとサービスが変化していると言われております。

「モノ(所有する)」を消費するよりも、「コト(体験する・経験する)」を消費するという価値へと徐々に主流となっております。

分かりやすい例でいえば、音楽というサービスについて「CDというモノを所有するという価値」よりも、スマホなどを利用し「音楽を聴くというコト自体への価値」へとシフトしているのです。

サブスクリプション型サービスは、料金がCD(モノ)に対してではなく、期間(体験できる期間)へ課されます。所有するよりもはるかに膨大なラインナップの音楽を聴けることも魅力になります。

実際、筆者もLINEMUSIC、Amazon Music Unlimitedのサブスク型音楽サービスを利用しております。

ただ(これは筆者の個人的な意見であり、余談ではあるのですが)、こと「音楽」に関しては、筆者はサブスクサービスに加えて、「モノ消費」も続けております。ただ、CDではなく、アナログレコードを収集し、愛聴しております。アナログレコードの持つ、奥行きのある音質、オシャレなレコードジャケット、と魅力は到底一言では語り尽くせません。実は10年以上前に世界中でアナログレコードブームが巻き起こり、日本にも5年ほど前にアナログレコードブームがやってまいりました。筆者はその以前から収集しておりますが、ブームによるレコード相場の上昇に、最近は辟易しているところであります。

 

このように、一概に「モノ消費」が衰退しているわけではなく、変わらないサービスもその魅力はそのままに存在しえます。

 

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